染料プリントと顔料プリントの違い それは風合いです。

 

プリントタオルの製法で代表的なものは「顔料プリント」と
染料プリント」の2つですが、それぞれ特長があり、
顔料プリントには顔料プリントの良さ、
染料プリントには染料プリントの良さがあります。

染料プリントは、生地に使われている綿の繊維の奥まで
染み込ませながら色を付けるので、生地の上にインクが
乗っかっている顔料プリントとは違い、タオルが本来持ち
合わせている肌触りなどの風合いや吸水性が損なわれないという
メリットがあります。

またプリントのベース色として、黒や濃紺など濃い色が
とても映える製法で、例えば黒色のプリントをして白色で抜いた感じの
文字やロゴといったデザインはとてもキレイに仕上がります。

反対にデメリットとしては、染み込ませるという製法をとるため、
インクがにじむことがあり、生地の上にインクを載せて固着さす顔料プリントが
得意とする細かい表現が苦手な所と、高温の蒸気でインクを定着させるのと
この後残った染料を洗い落とす「洗いの工程」が有ることで若干コストがアップ
してしまうこと、そしてこのように工程数が多いことから納期の面でも少し時間が
かかってしまうという点があります。

ただ、最初の方でお話したとおり、タオルが持つ肌触りや吸水性を
損なうことがありませんから、タオルとしての機能を持たせつつ、オリジナルプリントを
楽しめるような使い方には最適です。

コンサートなどで販売されているようなタオルはこの染料プリントをほとんどの
アーティストさんは使います。
これは手触りが良いのと色落ちが顔料プリントに比べて少ないということで使われる
頻度は高いのです。

※染料プリントは、環境にやさしくない・・・と謳っているメーカーもあるそうですが、
これは間違いです。
この最後に行う「洗いの工程」で余分なインクを洗うので排水が汚れるからという理由から
だそうですが、この汚れた排水をそのまま下水へ流すのではなく工場側は投資して
綺麗な水に変換しているのです。ですから安心してご使用ください。

例えば、テニスや野球、サッカーのチームでメンバーお揃いのタオルを作るというのは
いかがでしょうか?

スポーツにタオルは必要不可欠ですし、練習や試合のときにみんなお揃いのタオルだと
チームワークもモチベーションも上がりますよね。
また、会社やお店の販促グッズとして利用いただくケースも多数あります。
やはりタオルとしての機能を損なわないというのは大きな利点で、
送られた側も日常的に使用してもらうことができるため、宣伝効果も高くなります。

「染料プリントでオリジナルタオルを作ってみたいけど、
仕上がりのことや、コスト・納期のことをもう少し
詳しく知りたい」とお思いの方は、ぜひ弊社にご相談ください。

気になる部分の詳細にわたるまで、親切丁寧にご説明させて
いただきます。ご相談は無料ですのでお気軽にどうぞ。

少ない枚数でも制作が可能。インクジェットプリントタオル

 

通常、印刷業者にチラシやポスターなどの印刷を依頼すると、
印刷版を作ってから、実際の紙に印刷を行います。
印刷版というのはスタンプみたいなもので、紙に印刷したいデザインを
金属などに描いてそこにインクを付けて印刷をしていきます。

プリントタオルも同じような工程をたどりますが、実際のプリント代に
加えてこの型の製作費も必要となってきます。
そのため、どうしても大量ロットでないと採算があわないので、
受注単位が大きくなってしまうことになるので、
「ちょっとグループで数十枚作りたい」といったニーズに
なかなかお応えできないというデメリットがありました。

 

このデメリットを解消するのがインクジェットプリントです。

 

インクジェットはご存知の通り、家庭で使われているパソコン用の
インクジェットプリンターと仕組みは同じで、枠を使ってプリント
するのではなく、データをもとにインクジェットの吹きつけ加工に
なるので、雑誌やチラシのような紙の印刷までとは言いませんが、
写真のようなデザインでもかなり鮮明に表現できます。

神野織物では、ハンカチサイズからバスタオルサイズまで
お好みのサイズでご希望のデザインをプリントすることができます。

またインクジェットプリント用に使われる生地は、厚手でしっかりと
したものを使用します。
これは、織りの甘い粗悪な生地を使うと綺麗に仕上がらないためです。
※わら半紙にカラー印刷しても綺麗にならないのと同じです。
なので、出来上がりの良さにはきっと満足していただけると思います。

まだまだ単価は高くなってしまうのですが、
家庭用のインクジェットプリンターがどんどん低価格で高機能、
高品質になってきていますから、いずれタオル業界向けの
インクジェットプリンターにも同様の流れが訪れると思います。

実は、タオル産地の四国今治や大阪の泉州では、後継者の問題が
非常に大きくなってきています。
染料プリントをする工場や顔料プリントをする工場では、
立ち仕事等でつらい仕事が多いのでなかなか若い従業員が入ってこない
こともあり この10年で大分プリント工場が無くなるのではないかと言
われているのです。

そうなれば、そのときには、インクジェットプリントが主流になっていると
いうことも十分あり得る話だと思います。

サークルやグループで揃えるもよし、ライブやイベントの
グッズとして使うのもよし、あるいは結婚式などの記念の品としても
安心してお使いいただけると思います。

インクジェットプリントタオルについてのご相談・お問い合わせ
・お見積もりは無料です。
どんな些細なことでも結構です。お気軽にご連絡ください。

オリジナルの面した手拭いで団体戦に勝つ!

 

実は日本で一番手ぬぐいを使っているんじゃないか?と思うのが、
部活などで毎日剣道をしている人たち。
「面タオル」や「面手ぬぐい」、「面した」 「面下」と呼ばれますが、基本的には
手ぬぐいを頭にかぶる形で使います。

剣道の場合、防具などのデザインはある程度決まっていますから、外からは
見えない手ぬぐいにこだわるという人も増えてきています。

神野織物では昔ながらの伝統的な染色方法である注染でのオーダーメイドを
おすすめしていますが、それは次のような理由からです。

 

1.使えば使うほど肌に馴染み、プリントの手拭いより汗の吸収が抜群で味のある
手ぬぐいになっていく。

2.面を着けた時、後頭部に柄が見えるようなデザインをほどこすことが出来る。

3.全員が同じ色・同じ文言の手ぬぐいをつける事でチームワークが高まる。

4.先生の教え・言葉を手ぬぐいに染め上げる事で、試合前に 手ぬぐいに書か
れている言葉の意味を考え、気を静める事ができる。

5.生徒や後輩の剣士は、先生や先輩と同じ面タオルを巻く事で自信をもって
稽古や試合に臨む事ができる。

 

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剣道に限らず、スポーツにおいてメンタル的な部分はとても大きく影響します。
特に剣道は、団体戦はあっても基本的には個人と個人が試合をしますから、
ある意味孤独です。

 

そんなとき、今自分が身につけている手ぬぐいが仲間と同じ色、同じデザイン
だったとしたら、きっと勇気づけられるでしょう。

 

また自分が普段から大切にしている先生や先人の言葉を肌身離さず感じることが
出来れば、稽古のときの平常心を取り戻すことも出来るでしょう。

 

こういった意味からぜひともおすすめな面タオル・手ぬぐいのオリジナル本染めですが、
実際注文するとなると、なかなかこういったオーダーに対応してくれる
防具店やスポーツ店は少ないというのが現実です。

 

「頼んでみたら小ロットなので高くついた」とか
「出来上がりがイメージと違っていた」という話も良く聞きます。

 

神野織物では、実質20枚からの制作が可能です。

 

またデザインに関しても、お客様の要望を忠実に再現できるよう、
あらゆる工夫をしています。

 

例えば、今お使いの面タオル(手ぬぐい)を送っていただければ、そのデザインのままで
お作りします。また、先生に半紙に書いて頂いた書を送ってもらっても大丈夫です。
この際のデザイン料は無料!
送っていただいた面タオル(手ぬぐい)や原稿は、ご返却いたします。

お問い合わせやご質問は喜んでお受けいたしておりますので、
過去に作られた「お客さんの声」を見てお気軽にお電話くださいね。

手ぬぐいを使ったラッピングのご提案 ほんのちょっとの気遣いが嬉しくなります。

 

贈り物に欠かせないのがラッピング。
通常は包装紙であったり、ビニール系のラッピングを
使うことが多いですよね。
包装紙などは確かにカラフルですし、見た目も「贈り物」
という感じがして気分的にもいいものです。

でも残念なことにラッピングをほどいてしまうと
あとはゴミ箱行きということも多いんじゃないでしょうか?
箱のような平面の物を包んである場合は、慎重に扱えば
その後も何かしらの包み紙などに再利用できなくはないですが、
お酒やワインボトルのように立体的な物を包んだ場合、
どうしてもあとはクシャクシャになってしまい
使い道がないということになりがちです。

そこでおすすめしたいのが手ぬぐいを使ったラッピング。
見た目もキレイですし、雰囲気もバツグン。
贈り手のセンスの良さも伝わりやすいです。

それに何より、包装が手ぬぐいですから、
後は手ぬぐいとして再利用することができます。
文字通り、ハンカチ・タオルがわりでもよし、
テーブルクロスにや布巾でもよし、
あるいはリメイクしてバッグなどにするのもいいでしょう。

余分なゴミにならない上に、後々使い道も豊富。
手ぬぐいは普段意識していなくても、1枚あればいざという
ときに重宝するものです。

手ぬぐいを使った包み方もいろいろあります。
良く使うものとしては、以下の6つの包み方があります。

1.    簡単なラッピング
手ぬぐいで包み、上の方をヒモやリボンで縛る。

2.    花包み
  花が咲いたように大きな結び目を作る。

3.    お弁当包み
弁当箱を包むときに良く使われる方法で、結び目がきっちりしている。

4.    お弁当包み2
結び目がふわっとしているので、印象が柔らかい。

5.    ボトルラッピング(1本)
ボトルに手ぬぐいをくるくる巻きつけ、ヘアゴムやシュシュ、リボンで
止めるだけなので比較的簡単。

6.    ボトルラッピング(2本)
ボトルを2本立たせた形で包み、上の方を結ぶ。

※ご紹介した包み方は「手ぬぐい包み方と柄」 をご覧になってください。

そういえば昔テレビドラマなどでお祝いの席に
お酒を風呂敷に包んで持ってくるというシーンを
よく見かけましたが、今思うと粋な感じがしますね。

何か贈り物をするときに、お店でそのままラッピングも
悪くはないですが、一度持ち帰って、手ぬぐいラッピングを
ほどこしてみるというのもステキじゃないでしょうか?

手ぬぐいなら何度でもやり直せますしね(笑)

手ぬぐいを利用したクールビズ こんな使い方と効果

 

夏が近づくと、決まって「クールビズ」という言葉をよく耳にするようになりますよね。
もうご存知の通り、夏の暑さを乗り切るために、ノーネクタイ、ノージャケット、半そでシャツで夏を乗り切ろうというイベントのようなものですが、実際には2005年から環境省が打ち出している環境対策を目的とした軽装化キャンペーンだそうです。

 

実はこのクールビズ、実施機関も想定されていて、毎年6月1日から9月30日までとなっています。・・知らなかったです。
この間、軽装で過ごしエアコンの設定温度を28度くらいでキープすることとなっています。

 

根本的には電力使用量を減らすことで火力発電所の稼働率を減らし、CO2の発生を抑えることで地球温暖化に貢献しようという働きのものですが、特に最近は夏の節電運動が当たり前のようになってきているので、エアコンを極力使わずに夏を乗り切ることが普通のように感じられるようになりました。

 

とはいえ、暑いものは暑い!ですから、どうやってこの暑さをしのぐのか?ということはとても大きな課題になってきます。

 

そこで使っていただきたいのが手ぬぐい。

 

水にぬらしてからよく絞って、風で冷やしてから首に巻くだけで、結構涼しくなります。手ぬぐいはもともと薄く通気性が良いのですぐ乾きます。この乾く時に気化熱で熱を奪って涼しく感じるのです。タオル生地のように生ぬるくなることもなく、乾いてきたらまた水で濡らして使えば良いだけです。

 

 

他にも外で作業をしたり、アウトドアをされる方などは頭からかぶるようにすれば冷却と直射日光を避ける効果が期待できます。ゴルフなんかも最適ですし庭の草抜きなんかでしゃがんで動く作業には首の後に手ぬぐいを掛けて使ったり 頭に乗せて帽子をかぶってもOKです。

 

 

以前医療関係者の方から
「人間は首とついているところ(首・手首・足首)を冷やすと熱が下がる」
という話を聞いたことがありますが、暑いときに首を冷やすというのは、医学的にも理にかなっているんですね。

他にももちろん、汗を拭くということにも使えますから、カバンやポケットに手ぬぐいを1枚忍ばせておくだけで、多彩な使い方をすることが可能になります。

 

また、ちょっと想像していただければわかると思いますが、首にタオルを巻いている状態よりも手ぬぐいを巻いている方が見栄えもいいし、なんだかスマートな気がしませんか?

 

手ぬぐいの中には夏向けに涼しげな色合いやデザインがプリントされたものも多く販売しています。

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そういうものをさりげなく首に巻いているとちょっと洗練された気もしますし見ている方も涼しげですよね。

 

今年の夏、手ぬぐいをあなたのクールビズアイテムのひとつに加えてみませんか?

オーダーメイドで作る注染てぬぐいは、自分らしさ表現できます。

 

「自分らしいモノを持つ」
そういうこだわりを持った人が増えています。

オーダーのバッグや靴など世界に二つとない自分だけのアイテムを好んで使うことで自分のライフスタイルを楽しむ、そういうことが当たり前になってきました。

 

一昔前なら、
「みんなが持っているもの」とか「有名人が使っている、ほめている」とかがモノを選ぶキーワードでしたが、個を大事にする現代では「自分らしい」というキーワードも大切な視点になっています。

 

弊社でも「世界に二つとないアイテム」として本染め手ぬぐいをご提供しています。
本染め(注染)手ぬぐいは、職人さんが一枚ずつ手作業で作って行きます。

 

プリントと違い、生地の裏まで染料が染み込むため、独特の滲みや風合いが出ることが特徴で たとえ同じデザインであっても、本当に一枚一枚出来上がりに違いがあります。

 

しかも作業自体が職人さんの経験と勘でその日の温度や湿度を確かめながら調整していく・・・
まさに一枚ずつ職人の魂が込められたモノであり、製品というよりは作品と言っても過言ではありません。

 

職人が染める注染

 

弊社は本染め手ぬぐいに自信を持っており、私自身も胸を張ってお勧めしています。
弊社で本染め手ぬぐいをお作りいただいたお客様の声では・・・

「染め上がりがイメージ通りだった。」

「引き出物に使いましたが、質の高さが好評でした。」

「思ったより仕上がりが良かった。」

「希望の色よりも出来上がりの色の方が良かった。」

「考えていたよりも断然仕上がりが良かった。」

 ※お客様の声はこちらでご紹介しています。

 

多くのお客様からも出来上がりに対して高評価をいただいております。
これは神野織物の本染め(注染)に対する思い入れと私が「この人たちなら!」と絶大の信頼を置いている職人の方々とのコラボによって、「絶対に自信を持てる」手ぬぐいをご提供出来ていると思っています。

 

私たちは製品を作っているのではなく、作品を作っている、それが本染めに対する私の考え方です。そして本染め手ぬぐいは、使いこむことで馴染んできてそして色落ちしていきます。これがまた、手作りの本当の良さを表現してくれています。

 

ぜひ、あなただけのこだわりの作品作りを私たちにお手伝いさせてください。

職人が作る手ぬぐいのマニアックな木綿素材の話

 

前に手ぬぐいの素材になっている木綿の話「手ぬぐい素材のウラ話 「羊のなる木」」を書きました。
エジプトから始まり、インド~ヨーロッパということを書きましたが、当然アメリカや中国など他の国にもんな形で木綿の文化は広がって来ました。

 

手ぬぐいというすばらしい生活文化を生みだした日本にも木綿の歴史というか物語はあります。
今日はちょっとその話をさせてくださいね。

 

日本後記によると、一番最初の木綿栽培は現在の愛知県三河地方に漂流したインド人が始めたとされているようです。
でも、この栽培活動は1年ほどで途絶えたといいます。その後は、中国や韓国からの輸入に頼る形になり、長い間高級品として扱われてきました。

 

16世紀以降に本格的な栽培が広まり、戦国時代後期から全国的に使用が普及したため、三河などで綿花の栽培も始まります。江戸時代に入り、各地に大生産地帯が出来、特に大阪近郊などにおいて生産が盛んになります。これにつれて、木綿問屋などが盛んになり、藍染め関連の産業も栄えていきました。

大阪で繊維産業が発展した背景にはこういった綿花の栽培拡大があったんですね。

 

その後明治時代には、世界一の輸出量を誇るまでになった木綿ですが、東南アジアなど海外の安い綿花が輸入されるようになり生産量は激減。統計上の国内生産量は0%になりました。

 

そしてご存知の通り、ナイロンやポリエステルなど化学繊維の登場により、木綿の需要も減っていきます。化学繊維は大量生産がききますし、品質も安定します。また、木綿の弱点のひとつの「シワになりやすい」という点にも強いので、木綿は化学繊維にとって代られるようになります。

 

たしかに洋服などの素材として考えると、不利な点があることはいなめませんが、手ぬぐい・風呂敷といった分野に関しては、木綿以外の素材は考えられません。

 

素材自体の強さ、吸水性、通気性の良さなど手ぬぐいにとっては必要不可欠な要素がつまっています。そして厚手にすれば保温性も高まるため、手ぬぐいマフラーとしても使えます。

 

実質上国内生産が0%と言われる綿ですが、実際には個人や少数のグループが栽培をしています。

今、環境や体に優しい素材に注目が集まっていますが、100%国産のオーガニックコットンを使った製品が数多く出回るようになればいいなあと思っています。

ボディケアや整体にも使われる手ぬぐい

 

手ぬぐいを愛用している職業というと、ラーメン屋さんなど飲食業界の方が頭に巻いている姿が思い浮かびますが、意外な職業の方も手ぬぐいを愛用して下さっています。

 

その方の職業は「整体師」。

 

仮にMさんとしておきましょう。
Mさんの整体は、「ポキポキ」「バキバキ」というのではなく、ゆったりと手足をストレッチしたり、ねじったりというわゆる「ソフト整体」という分野。「痛くない」のと「気持ちいい」というところが評判となり、女性のリピーターも多いそうです。

 

そんなMさんが施術中に愛用しているのが手ぬぐいなんです。

 

どんな風に使っているのか?というと、体に直接触るときに手ぬぐいを当ててから触るようにしているとのことでした。
腕をとるときには、腕に手ぬぐいをまきつけ、その上からそっと腕をとって施術を行ったり、ふくらはぎや足首の術も同様に行うそうです。

 

他にもMさんの整体の特徴として、腋の下を触ったり 鎖骨の辺りの筋肉をマッサージしたりするのですが、この部分にも手ぬぐいを当てることで、直接触れずに施術が出来るようにしているということでした。そして施術の最後に首から頭にかけての施術を行うのですが、どうしてもお客さんとMさんの顔が近付いてしまいます。

Mさんは男性で決して嫌な雰囲気な方ではないのですが、それでもお客さんによっては緊張したり、不安になったりしてしまいます。

 

そんなときMさんは、そっと手ぬぐいをお客さんの目の上に乗せることで目隠しをするそうです。
これでお客さんも安心して施術を受けることが出来ます。

「本当は僕がお客さんに触れたり、目があったりすることに 緊張しちゃうんで、何かないかな?と思ってはじめたんです」とMさん。
それが予想外の効果を生む事になって、Mさんにとっては「なくてはならないアイテム」になってしまいました。

 

そして常連のお客さんが多かったということから、毎回毎回同じ手ぬぐいばかりを使うわけにもいかなくなり、買い足すこととなり手ぬぐいの種類・枚数が増えていき、お客さんからは「毎回どんな手ぬぐいになるのか楽しみ」と好評なんだとか。

 

Mさんもそんなお客さんの言葉に応えようと、色んな手ぬぐいを収集するようになり、自分自身も手ぬぐいのファンになったそうです。

 

女性がお客さんのボディケアなどのお仕事をされている方、Mさんのように手ぬぐいを取り入れてみませんか?

手ぬぐい素材のウラ話 「羊のなる木」

今日は手ぬぐいの素材についてお話します。

手ぬぐいに使われいる素材は「木綿」なのですが、どういうものなのか 実物は毎日触っているので知っていてもういったものなのか?どういう歴史があるのか?あまり良く知らないことも多いと思います。

 

木綿は「ワタ」の種子から取れる繊維のことで、ワタはアオイ科ワタ属の多年草の総称で、木綿は種子の周りに付いています。

 

世界最古の木綿栽培はメキシコだと確認されていて、なんと8000年前のことにさかのぼります。
その後、インダス川流域のインダス文明で木綿の紡績や機織りの技法が生まれ、発展を続けてきました。

 

その後、貿易によりヨーロッパに広まっていくわけなのですが、当時のヨーロッパ人には、木綿が何で出来ているのか見当が付かなかったようです。

肌触りがウール(羊毛)に似ているため、
「インドには枝先に子羊がなる木がある」と言われたそうです。
なんでもその木の枝はとてもしなやかで、子羊が空腹になると、枝が地面に下がっていって 子羊が草を食べられるようになっていると信じられていました。

ちょっと想像するだけで、おかしな光景ですけどね。(笑)

 

それにしてもウールとおなじように扱われていたというのには
私も驚きました。それほど当時の人にとっては、画期的だったのでしょうね。

 

さて、そんな木綿ですが次のような特長があります。

良く知られていることが「肌触りが良い」ということ。
先ほどのヨーロッパの話ではないですが、ウールと同じと言われるくらい、柔らかな肌触りです。
次に「吸水性が良い」ということ。
手ぬぐいが元々汗や水分をふき取る目的で作られているのもこの吸収性の良さからです。

あと以外に知られていないのが、「熱に強くて丈夫」なこと。
繊維ですので火を近づければ当然燃えますが、150℃以上の温度で長時間放置してようやく分解します。これはチョット意外ですね・・
他にもアルカリや有機溶剤に強いことや 濡れると強度を増すので、洗濯に強いなど長期間の使用にも耐えられる素材なんです。

 

確かに手ぬぐいは長持ちするのですが、その背景には素材となっている木綿のチカラがあったんですね。

 

そうそう。
染色性や発色性に優れているのも木綿の大きな特徴。
だからプリント手ぬぐいにも最適なんですね。

これで仕事も楽しくなる! ナースと手ぬぐいの意外な組み合わせ

 

「うちの嫁さん、毎日手ぬぐい使ってますよ。」

 

ひょんなことから先日そんなお話を聞きました。その奥さん、ご職業は看護師さんだそうです。

 

「看護師さんがなぜ手ぬぐい?」 ちょっと不思議に思ったのですが、聞いてみて納得。 その奥さんは毎日持って行くお弁当を包むのに、手ぬぐいを使っているそうなんです。

 

以前はよくあるキャラクターものの巾着袋やハンカチ、バンダナなんかを使っていたらしいのですが、あるとき知り合いからプレゼントされた手ぬぐいを使ってみたところ、「すごく気に行った」んだそうです。

 

「何が良かったのか?」その一番の理由は絵柄。

 

この奥さんは、当社でいうところのプリント手ぬぐいを使ってみえるそうですが、「色んな柄が楽しみめるので、ランチタイムが楽しみ」とのこと。

 

バンダナだと同じような柄が多いし、ハンカチだとお弁当の用のハンカチをわざわざ作るのも面倒なのとサイズ的に扱いにくいということもあり、手ぬぐいを試してみたところ、絵柄も色もいいし、サイズ的にも扱いやすいということで、定番になったそうです。

 

確かにバンダナだとペイズリー柄というイメージが強いですし、ハンカチはちょっとサイズ的に小さいので扱いにくいですね。また手ぬぐいは長方形なので、お弁当箱を包んで最後に結ぶ時にとてもやりやすいんです。

 

最初は頂き物の1枚の手ぬぐいが、その後は自分で色々と買い集め、今では10枚くらいの手ぬぐいを気分に合わせて使っているそうです。最近では、どこかに旅行に行った際には、必ずと言っていいほど土産物屋で手ぬぐいを物色しているとか。

 

更に手ぬぐいを使っていく上で、予想外の良さも発見されたそうで、「洗ってもすぐに乾くことと、手触りの良さ」も気にいっているとのことでした。また食べた後、ちょっとテーブルを濡らしてしまったり、お醤油やソース、ドレッシングなどをこぼしたときもサッとふき取れるところもお気に入りの点なんだそうです。もともと布巾としても使われているのですから、こういうときこそ手ぬぐいの本領発揮ですね。

 

仕事が超ハードな看護師さんにとって、お弁当の時間というのはとても貴重なリフレッシュタイム。そこに手ぬぐいが活躍しているというお話を聞いて、作り手としてはつい「ニンマリ」としてしまいました。

 

もちろん「本染めもええですよ!」とお伝えするのは忘れませんでしたよ(笑)