先に糸を晒して(白くして)からタオルとして織り上げるタオルが先晒しタオルといいます。逆に生成りの状態でタオルに織り上げてから後で晒すやり方をするのが後晒しタオルといいます。一般的に産地が今治の場合先晒しタオルが多く 大阪(泉州)産は後晒しタオルが多いです。
タオルを作成する数量のことです。
タオルの両端のパイル(ループ状の部分)が無い縦糸と横糸のみの平らな部分のことを言います。名入れタオルに適しています。

重さの単位です。今では使っているのは真珠とタオル位ですが 1匁は3.75グラムのです。200匁のタオルは200×3.75グラム=750グラムとなりますが この重さは1ダースの重さです。ですから1枚の重さは750グラム÷12=62.5グラムとなります・・・。ややこしいですネ
「ミミ」はタオル生地を横向きに置いたときの天地の縫製の部分。「ヘム」は左右の縫製の部分です。一般的なオリジナルタオルにはすべて存在します。

シリンダータオルとは、後晒しタオルは織ったままの状態だと生成り色で白くありません。そこで塩素などで晒して白くします。その後熱いローラーを通して皺を取りながら乾かすのです。そのローラーのことをシリンダーと言うためその過程で出来上がったものをシリンダータオルというのです。ペタッとしたタオルがこれです。
一方ソフトタオルは、シリンダータオルではボリュームが無いためその出来上がったタオルをソフト加工を施しフワッとした感じに仕上ます。シリンダータオルに比べボリューム感が出ます。
平地部分(名入れタオルなどで社名や店舗名を入れる部分)の無い全てパイル(ループ状の部分)でできているタオルの事です。

通常地(糸をループ状に織った状態)タオルは、パイルですが、このループ部分のあたまをカットして(芝刈りを想像してみてください)目面を均一にして、ベロア調にしたものをシャーリングと呼びます。プリントの場合これが適しています。

基本的にタオルはパイル状で織りあげます。ただ、パイル生地の状態ではデコボコしてタオル生地表面が均一とは言えません。そのため、このままプリントしてしまうと、あまりキレイに仕上がらなくなります。そこで、表面を均一化するために、パイルの頭の部分をカットして整えます。これがシャーリング加工です。つまり、パイル生地に一手間加えたのがシャーリング生地ということです。この加工を行うことで、生地の表面が均一化され、キレイなプリントが可能となります。(芝刈り機で芝を刈った直後のゴルフ場のグリーンのイメージです)
パイル生地、シャーリング生地にはそれぞれ特徴がありますが、神野織物ではプリントの仕上がり品質を考慮して、シャーリング生地をおすすめしています。
名入れタオルで多く使われているオフセットプリントは、平たい板の上に水が馴染む部分とはじく部分を加工しておきます。そして、インクをその板にのせると水が馴染む部分にだけインクが残り、それがプリントされるという仕組みになっています。現在ではPS版と呼ばれるアルミ製の物が主流ですが、樹脂製の物も使われています。樹脂製の物は、まるでハンコのように押して印刷する方法です。PS版のように細かい表現には弱いのですが、水を使わないので生地を汚したり、痛めたりする心配がありません。そのため、細かい表現の少ない名入れタオルのプリントについては、基本的に樹脂版を使用します。機械自体はPS版と同じ機械を使いますので作業効率は落ちませんし、こちらの方がシルクスクリーンプリントに比べ、1色または2色までなら早くできます。
シルクスクリーンプリントは、日本の友禅染・型染の型紙からヒントを得たイギリス人技師が、絹を使った版を作ったのが始まりと言われています。絹(シルク)を使った印刷版(スクリーン)なので、シルクスクリーン印刷と呼ばれています。※現在では絹の生地のような細かい網目にインクを流し込むためシルクスクリーン印刷と呼ばれています。
シルクスクリーンプリントの最大の利点は、色々なものにプリントできるという点で、タオルのように完全な平面ではない物に印刷するには向いていると言えます。また、多色プリントにも強いのがシルクスクリーンプリントの特徴です。
通常タオルは、パイル部分を引っ張れば糸が抜けていきます。 それを解消したのがマイヤーと言われるものです。織りではなく編みでタオルを作っているので糸は抜けることなく 下糸にはナイロン糸を使っているのでほつれるだけで止まります。編んでいるため型崩れし易くなりますが、熟練の工場はその辺も計算して製品を作っています。
スレン染めはリネン屋さんにとっては一番いい染料です。 何回も洗濯するには適していますが家庭用の洗剤で 屋外で干す場合は一般の化学染料の方が適しています。
糸の太さを言います。綿糸では、この番手の数が多いほど糸が細くなります。手ぬぐいで使用する生地は「20番手の文生地」と「30番手の岡生地」の2種類あります。20番手の文生地のほうがざっくりとした感じで見た目が荒くなっています。30番手の岡生地は一般的に浴衣に使用する生地です。文生地に比べ目づらが細かくきっちりとした感じです。ハンカチとバンダナくらいの差があります。プリントや本染めをする場合、細かいデザインのときは目づらサラッとしているが30番手岡生地をお勧めします。