注染で手ぬぐいを染める際の注意点と本染め手ぬぐいに不向きなデザインについて


 

本染め手ぬぐいはそんなに難しいものではありません。それにびっくりするほど高価なものでもありません。

デザインを作るときのルールを解ってもらうと簡単に思ったような本染めの手ぬぐいが出来るのです。

 

私共のサイトから見積もり依頼をして頂いたお客サンには「本染め手ぬぐいを検討中のお客サンへ」ということで簡単なレポートを添付しているのですが今日はそのレポートから抜粋してお話いたします。

 

まず第一に解って貰いたいのは・・・やはり手作りであるということです。

 

簡単なことなのですが、日頃 工業製品のようにきっちりとプリントされた服や生地に慣れ親しんでいるのでこの手作りというのがなかなか理解されません・・。どういう事かというと、「均一には作成できない」ということです。

(※手捺染(一枚づつ染める)という手法を「本染め」と言われる工場もありますが 弊社では昔ながらの「注染」という手法を使います。これは染料を注いで一度に20枚から30枚を染める手法で、手ぬぐいしか無かった江戸時代 一番大量に柄を付ける手法だったのだと思います。)

 

この手法は一度に何枚もを染めるので、インクの通り具合や糊の付き具合で染まり方が変わってきます。

 

この辺りを本染めならではの「和み」とご理解頂かないと難しいのが本染め「注染」の手ぬぐいです。でも、職人は工業製品のプリントのように作りたい!
って思いながら注染をしているのですが、そこの所技法による限界ってのがあると思います。

 

この注染という製作方法のため いいところもあります。出来上がった手ぬぐいは裏まで色が染まりますので裏表がないということです。

プリントでは表と裏がハッキリわかるくらいになりますが本染めではこれがありません。ただ、注いで染めますのでどうしてもメリハリの有るきっちりとしたデザインは苦手となります。本染めの温かみとご理解ください。

 

この染め方のため プリントの手ぬぐいでは簡単に出来る2色や3色のプリントは、本染めでは難しくなります。

プリントの場合は色ごとに型を作成して、生地を機械に貼り付け一色づつプリントします。この様な作り方のため色と色が引っ付いたデザインでも製作は簡単に出来ますが 注染の場合は 染料を注いで染めるので基本色と色はぶつかって染めることは出来ません。

 

別の色を入れる場合は1センチ以上を開けてデザインを作ってください。

 

本染め手ぬぐいの注染での染め方

 

色と色がぶつかっての染めは 「二度染め」になり 非常に高価になります。高くなるといっても一色の倍の価格になることはありません。

この辺りは弊社「お客様の声」の今まで作ったことのある手ぬぐいのデザインを参考にされると良いと思います。

 

次回は、染まり方の注意点と型についてのお話です。

 


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