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安っぽい手ぬぐいは嫌

お客さんの不安…
アンケートをとってみてわかったことなのですが、
思った通りの色になるだろうか?
安っぽい物にならないだろうか?
どんな生地がいいだろう?
という不安が、手ぬぐいを依頼する前にあるというご意見を頂きました。
そりゃそうだと思います。

本染めは良いよ~!ってのは聞いいたことがあるけど… あんまり馴染みのない「本染め」で手ぬぐいを作ろうとしているのですから解らなくて当たり前ですよね。
言い出したら細かくなりすぎるので、よくある質問にお答えするようにします。

まず色の説明です。
自分のイメージに合わなかったらどうしようってお話をよく聞きます。
本染めの場合、プリント工場のように機械で色を合わせているのではありません。
ハカリを使って過去に染めた手ぬぐいの色を参考に色を調合してお客様のご要望の色に合わせて染料を作っていきます。職人はその時の気候や気温・湿度を考えて、その時にあった調合をして色を作ります。言わば、職人の目分量で色を作っているのです。

お客様からサンプルがほしい…ってご要望を頂くこともありますが、この様な作り方をするものですからサンプルとして作ることは出来るのですが、サンプルと同じようには本番で出来上がって来ません。
だから本染め手ぬぐいは色校正サンプルが出来ないのです。
手ぬぐいの色は紺とか小豆色や茶色など、昔からあるような手ぬぐいの色に関しては大丈夫なのですが、明るい綺麗な鮮やかな色に関しては表現が難しいものもあります。このあたりはご希望の色をご提示いただき染工場に見てもらうのが間違いありません。
具体的にどういった色をつければいいかと言うことですが、色チップで言いますと日本の伝統色カラーと言われるような色は大体、この染めの色に適合しています。この中から選んでもらえれば間違いないと思います。

次は生地に関してです。
一般的な手ぬぐい生地というのは「文」という生地を使います。
この文という生地は20番手の綿糸を使った手ぬぐいとなります。
もう一つよく使う生地には「岡」という生地があります。
この生地は綿の糸番手が30番手という文に比べれば細い糸を使った生地になります。

この文と岡の違いですが、触った感じは文の方がざっくりとした感じなります。
言い方を変えれば肉厚な感じがするのが文の生地です。
一方、岡は糸が細いために繊細な感じがします。
触った感じも滑らかで文に比べれば薄い感じがします。

これ以外にあるのが「特文」「特岡」という生地があります。
どういった生地かと言うと、特文は文の生地と同じ20番手の糸を使った生地ですが、文よりも打ち込みを沢山つけてしっかりとして生地になっています。文よりもより以上に厚ての感じです。
特岡も30番手の糸を使った生地なりますが、同じように沢山打ち込んでいるので、しっかりとした風合いになっています。
だいたい文と岡の生地を使うことがほとんどですが、たまにこのような特文と特岡の生地を使うこともあります。
生地の種類はこのように色々あるのですが、やはり使う時の使い勝手によって生地を選んだほうが間違いがありません。

剣道の面タオルのように汗を吸収するのが目的の手ぬぐいでは、風通しが良くするような機能も併せ持った手ぬぐいが必要です。この場合は文や岡をお勧めします。剣道の面タオルで特文や特岡を使えば、かえって頭の中で蒸れて大変です。ただ、デザイン手ぬぐいなどの場合、特文や特岡の生地も候補に入れるべきです。

それと、手ぬぐいの長さに関する質問も多くあります。
手ぬぐいは1疋(約20メートルの長い生地)を必要な長さに折り返しながら染めます
一般的な長さは90センチですが、1メートル以上の手ぬぐいを作ることも可能です。
こういった長さの手ぬぐいを欲しい場合は、ぜひご相談ください。

折角オリジナルで作るのですから、良いモノを作りたいものです。
用途にあった手ぬぐいをご希望の場合はぜひ神野織物に相談してください。

次回は、デザインに関する質問にお応えいたします。

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