暖簾(のれん)と蕎麦屋と本染め手ぬぐいと


 

年齢を重ねる度に蕎麦が好きになってきました。

 

若いころはやっぱり洋食系が好きでしたし、麺類はどちらかというとうどん派。
ラーメンは今でも好きですが、
「蕎麦を食べるくらいならラーメン」  と、かたくなに思っていました。

 

最近はうどん、ラーメンよりも蕎麦が好きですね。
しかもだんだんこだわってきていて、美味しい蕎麦屋を探してみたりするようになりました。
ちなみに私は十割蕎麦にこだわっています(笑)

 

先日もドライブがてら、滋賀県にある蕎麦屋に行きました。
以前一度だけ、たまたま前を通りかかって入ってみたらすごく美味しかったので、またぜひ行きたいと思っていた所でした。

 

やっぱり十割蕎麦は絶品で、今回も感動しました。

 

蕎麦を食べ終え、蕎麦湯をすすりながら店内を見渡してみると、藍色の大きな暖簾が目に入りました。※オリジナルデザインの「のれん」も本染めで作成致します。お気軽にこちらのフリーダイヤル 0120-941-011 からお問い合わせ下さい。

お店の名前の入ったその暖簾は、和風造りのお店の中でピシッと締まる存在でよく目立っていました。昔 昭和のはじめころ居間と台所の空間の間仕切りにのれん(暖簾)を使うことが多かったですね。畳が主流だったのでドアもなく襖や障子ではしょっちゅう行き来する台所には不向きでのれん(暖簾)をパーテーション代わりに使ってました。

 

従業員のみなさんも藍色の手ぬぐいを頭に巻いていて、服装も紺色、そして藍色のエプロンをしています。

 

この藍色のものってすごく和のテイストにあうんですね。

 

前に洋風の店構えでジャズが流れている蕎麦屋に入ったことがあります。
蕎麦自体は美味しかったのですが、私には店内の雰囲気がどうも落ち着かなかった記憶があります。

 

藍染めの手ぬぐいといえば、昔から本染め(注染)の手ぬぐいがありますが、本染めは職人さんが自分の技術と経験を元に一本ずつ染め上げて行きます。

 

染め上がりに微妙な差やムラが出来るのがまたいい味を出しているのですが、「これこそ和の世界」と言えるほど、日本人の心に響くものがあります。
※弊社HPで本染めの工程を紹介していますので、ぜひ一度 ご覧になってください。
 → http://www.e-kanno.com/japanesetowel.html#dye

 

蕎麦打ちもそうだと思うのですが、材料や水だけでなくその日の気候や温度、湿度などを感じながら打っていくと聞きます。
美味しい蕎麦屋の職人さんは、特にそういうことにこだわり常に最高の蕎麦を食べてほしいという思いで仕事をしていると思います。

 

本染めの職人さんたちも同じ思いです。

 

技術が進歩して、機械で手ぬぐいを染めることが出来る時代になっても自分たちの技術に誇りを持ち、よりよい物を提供出来るように日々真剣に仕事をされています。

 

あいにくその蕎麦屋の暖簾や頭に巻いていた手ぬぐいは本染めの手ぬぐいではなかったのですが、これが本染めの手ぬぐい等を使っていたら、もっといい感じだったのかな?と思わずにはいられませんでした。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です