オリジナルプリント手ぬぐい作成のキモ 生地のハナシ


 

オリジナルプリントで手ぬぐいをお作りいただく場合、ご希望のデザインや色合いがうまく再現出来るかどうかや、実際の仕上がり感、使用感などをご依頼時になるべく具体的にイメージしていただけた方が、満足度も高いかと思います。

 

そのためには、出来ることであれば手ぬぐいの生地のことについても知識を持っていただければ、より間違いはないと思いますので、少しその辺のお話をしたいと思います。

手ぬぐいの生地には一般的に使用する生地では
「文(ぶん)生地」と「岡(おか)生地」と呼ばれる2種類の生地があります。
(文生地の事を総理(そうり)と呼ぶ場合もあります。)

 

文生地と岡生地、一概にどちらが良いということではありませんが、どちらかといえば生地の目の細かいのが岡生地になります。
岡生地は文生地と比較して、少しばかり価格が高い傾向がありますが、細かいデザイン表現には、目の細かい岡生地の方が向いています。

 

一方、文生地は岡生地に比べ目が少し粗いため、通気性は良いです。
しかしながら細か過ぎるデザインの表現に関しては、岡生地にかないません。
とはいえ、それはプロの目から見たわずかな差とも言えますので、神経質になっていただくこともないとは思います。

 

手拭いとして使うには、この岡生地か文生地が一番適していると懐います。

 

その他大きな違いとしては、文生地は34cm幅で岡生地35cm幅ということになってはいますが、こちらも曖昧な感じです。手拭いを織る織機では、昔ながらの機械を使いますのでこの生地幅も若干広くなったり狭くなったり・・・機械の癖でサイズが変わります。

この2つ以外にも、36cm幅の特文や特岡とよ ばれる生地もありますが、手拭いとして使用するにはやはり文生地か岡生地が一番使いやすいです。特文や特岡は生地が厚すぎるので乾きにくくポケットに入れてもゴワゴワする感じですね。

 

次に20番手(バンテ)、30番手のお話をしましょう。

 

この2つは何の事かと言いますと、生地で使われている糸の太さのことになります。
綿糸の場合 この番手の数が大きいほど糸が細くなっていきます。
手ぬぐいで使用する生地は一般的に「20番手の文生地」と「30番手の岡生地」の2種類です。
ちなみに タオルも一般的なものは20番手の綿糸を使用します。

 

「20番手の文生地」は、一見するとざっくりとしていて、目の粗さも感じます。

 

一方「30番手の岡生地」は、浴衣に使用されている生地ですので、文生地に比べ目づらが細かく、きっちりとした印象です。例えて見ると、ハンカチとバンダナくらいの差があるとも言えるでしょう。

 

オリジナルプリントのぬぐいや、本染めで手ぬぐいを作成されるときには、細かいデザインであればあるほど「30番手岡生地」をお勧めしています。


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