タグ別アーカイブ: 泉州タオル

それ 今治ですか?

 

神野哲郎from 神野哲郎

 

 

先日知人のKさんからこういう話を聞きました。

 

 
Kさん(50代男性)が仕事場で自分のハンカチを使っていたところ20代の女性社員が、

 

 
「Kさん、それ今治ですか?」
と声をかけてきたそうなんです。

 

 
Kさんは「え?」と一瞬思ったそうです。
なぜなら自分にはその自覚がなかったから。

 

 
まあKさんは私とも付き合いが長いですし、うちのホームページやブログも読んでくれているので「今治」といえば「タオル」というのはピンと来たそうです。
そのとき使っていたのもタオル生地のハンカチでしたし。

 

 
でも、若い女性が男物のハンカチを見て「今治」って言うだろうか?それが不思議だったそうです。

 

 
そこで彼女に聞いてみることに。
「どうして今治タオルってわかったの?」
Kさんはそうたずねました。

 

 
すると彼女から
「だってほら、タグがついているじゃないですかー」

 

 
実はこのタオル、Kさんがハンカチを忘れたのに気付き、出勤前にコンビニで購入したものでした。
そのときには気付かなかったのですが、確かに今治タオルのタグがついているのです。

 

 
今治タオルは組合の努力もあり、その名前は結構伝わっています。
若い女性が知っていても不思議ではないくらいです。

 

 
今治タオルのタグは、四国タオル工業組合の組合員企業が製造した今治タオルのうち、組合の品質基準に合格したタオルのみに つけることが出来ます。

 

 
今治タオルといえば「抜群の吸水性」ですが、このタグがあると
いうことは「抜群の吸水性」を保証しているということなんです。

 

 
タグのデザインは、UNIQLOのロゴやTSUTAYAのデザインを手がけた佐藤可士和さんが監修されています。
このデザインは、赤と青を貴重にしたなかなか良いデザインです。
そして人目でそれとわかるようにもなっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
そして、ご覧のように小さなタグです。
これは、タグが大きすぎて主張をしないように考えられており、バスタオルでもこのような小さなタグしか付きません。

 

 
そして、組合のみなさんや、製造元企業のみなさんが努力を惜しまず今治ブランドを認めてもらおうとした地道な努力が、若い女性にも認知されるまでに成長して来たのです。

 

 
「タオルなんでどこのでも同じ」と思われがちな商品でありながら、ブランドの価値を提供できた「今治タオル」の頑張りはすばらしいと思います。

 

 
みなさんもぜひお店で今治タオルを探してタグを見つけてみてください。そして出来れば手にとって、今治タオルのさわり心地の良さも味わっていただけたらと思います。

 

 
PS 四国の愛媛県では今治タオルですが、大阪の泉州地区では泉州タオルをブランド化しようと動いています。
毎日使うものですがから、手触りや使い心地を前面に打ち出してブランド化しようとしてます。
「今治タオル」「泉州タオル」のお問い合わせは こちらから・・
フリーダイヤル 0120-941-011

 

 

 

産地が違うとタオルも違う

神野哲郎
オリジナルタオル オリジナル手ぬぐいの神野織物CEO

from 神野哲郎
吹田1Fの事務所から

 

 

神野織物では、別注のタオル手ぬぐいを扱って居るので掃除をするときには事欠きません。失敗したタオルや手ぬぐいを使って拭き掃除なんかするのです。

 

 

毎朝、ちょっと早く出社して掃除をするのです。
会社自体は9時始まりとなっていますので、15分まえの8時45分ころから掃除をして朝礼って具合です。

 

 

この掃除に使う時のタオルや手ぬぐい、産地によって使えないのが有るって知ってますか?

 

 

タオルには、今治産と大阪の泉州産があります。

 

 

今治物のタオルの場合は、プリント重視で作られているのが多いです。
それも、アーティストのグッズが中心でやっぱりデザインがぱっとしないとあまり売れないのか 事務所も気合が入った沢山の色を使ったタオルが多いようです。

 

 
プリントのデザインをきっちりと表現するには、タオルの縦糸をシッカリ入れてカチッとしたタオルにすることが重要です。
カッチリ織られているということは、プリントをしても細かい所まで綺麗に表現出来ることとなるのです。

 

 

しかし、問題が起こります。

 

 

シッカリ織られているということは、タオルに水を付けての拭き掃除やお風呂で使うのには向いていません。

 

 

???って思うでしょうが、ガーゼを考えてみてもらえればすぐ分かります。ガーゼはフワフワできっちり織られていませんが、水分の吸収は抜群で、絞ることも簡単です。

 

 

このように 今治物のタオルは、泉州物と違ってタオルにプリントすることを前提で作られているので水を使う掃除にはあまり向きません。

 

 

コンサートやライブ会場で売っているのはこちらとなります。
これは見せることや汗の吸収のみの前提で作られています。
なので、きっちりとした肌さわりで直に使うものです。

 

 

泉州物のタオルはというと、今治物と較べるとざっくり作られているのが特徴です。 これは肌さわりや吸水性重視で作られているためです。

 

 

なので、お風呂に持って入ったりするのには向いています。
温泉や銭湯で石鹸をつけて体を洗うのはこのタイプのタオルです。
石鹸の泡立ちもよく、体を洗うことが出来ます。
タオルを洗ってもすぐ石鹸が取れて体を拭けます。

 

 

しかし、お風呂に今治物を持って入ると 泡は立つものの石鹸をたくさん消費して そしてあまり泡の立たないって事となります。
それに、ゆすいでも石鹸をたくさん含むのでなかなか石鹸が取れません・・・。

 

 

このように、一概にタオルと言っても産地によってにちょって使い分けした方がいいのです。

 

 

解らないって?
そう そんな時はタオルの産地ネームを見てください。
今治産や泉州産って書いてあると思います。
書いてなくったって シャーリングタオルはたいたい今治物(一部中国産あり)普通のタオルは泉州産ってことです。(こちらも海外製の物多数あり)

 

 

それでもわからない時は、使って見ることです。
お風呂に持って入って使ってみてくださいね。

 

 

PS 今日は真面目にタオルのお話でした。
時には、普通に書くのです。 

 

 

 

 

今治タオルが熱い!

神野哲郎
オリジナルタオル オリジナル手ぬぐいの神野織物CEO

from 神野哲郎
吹田の事務所から

 

 

日本のタオルの産地としては、四国の今治と大阪の泉州の二大拠点がありますが、今、今治のタオルが熱い!んです。

 

 

四国のタオル組合などが中心となって、今治タオルの国際ブランド化を勧めているのですが、しっかりとした認定基準やロゴ使用の基準を作り全世界に発信しています。

 

 

ホームページを見ると、タオル選びのアドバイザーを育てることで、タオルというものの価値の素晴らしさを広めようとしています。

 

 

そして目立つところでは、タオルについているネーム(ラベル)です。
こんなネームが付いていますが、このデザインは佐藤可士和さんがデザインをしたネームです。
佐藤さんといえばあのユニクロうあ楽天のネームを手がけたデザイナーで世界的にも有名な人で、今治工業組合の力の入れようを感じます。

 

 

そもそも今治のタオルの良さってなんなのか?ということなのですが、タオルの工法の違いが一番大きい要素です。
タオルの工法には「先晒し」と「後晒し」の2つがあります。
タオルの糸は元々生成り色(少し黄色がかった白色)をしているため、通常のタオルのように真っ白ではありません。

 

 

この希成の生地を白くしないといけないのですが、まず最初に糸に糊をしっかりとつけてから織り上げ、タオル生地になってから晒して白く加工するのが「後晒し」で主に泉州地区で使われています。

 

 

一方「先晒し」は、糸の段階で白くしておいてから織機にセットして織り上げます。
今治は基本的にこちらが使われています。
先晒しのタオルは、晒したままの糸では弱いため糊をしっかりと使い織り上げます。
この糊が邪魔をするので、そのままでは吸水性が悪くタオルとしての商品価値がなくなってしまいます。
そこで今治では「糊をしっかりと落とす」という工程が必要となります。

 

 

この処理を後処理といいます。
実はコストの関係などでこの工程をおざなりにしてしまう業者がいますが、そうしてしまうと、糊が残った状態なのでごわごわして吸水性が悪いタオルとして世の中に出回ってしまっています。

 

 

今治タオルは、四国タオル工業組合がこの吸水性を中心にきっちりとした指標を作り、製品ごとの検査をして例のネームを発行しています。
今治タオル工業組合が保証するタオルということで、品質・機能 ともに安心してお使いいただけます。

 

 

こうやってしっかりと自分たちのブランドを守っていくことで、やがて「世界のイマバリ」
「クールジャパン」になってもらえたらいい事です!!

 

 

PS 今治タオルに対して泉州地区では泉州タオルを出しています。
こちらも、徐々にですが認知されつつあります。
こちらのHP 大阪タオル工業組合でもご覧いただけます。

 

 

 

 

 

ワールドカップと日本人サポーターと日本製タオル

from 神野哲郎神野哲郎

 

 

サッカーワールドカップ! 始まったと思ったらもう終盤・・
あっけないものですね~~ 日本も早々にいなくなったもんですから ここの所 各マスコミもあんまり話題にしなくなって来てますね(笑)

 

 

初戦のコートジボワール戦もここで勝ったら弾みがつくで~~
って思いながら見ていましたが 前半の本田のシュートが決まった時は、
テレビの前で「よっしゃ!」と思わず声をあげましたよ(笑)
結果は残念ながらですが、4年後の若者に期待しましょう!!

 

 

ところで、このワールドカップでニュースになっていたのが
日本人サポーターが会場のごみを拾っていたという話題。
テレビ局もサポーターに取材をしていましたが、ごみ袋を持参で
応援に駆け付けているなど「日本人やるなあ!」という感じがしました。

 

 

元々日本人は公共の場を大切にするというところがありますし、
震災のときでも炊き出しや支援物資の受け渡しの際に、
きちんと列を守って並んでいる光景に海外のメディアが驚くと
いったこともありました。

 

 

こういう文化はやはり誇らしいものですし、それを遠く海の向こうの
国に行っている若者達が中心となってやっているということに、
同じ日本人として喜びを感じてしまいます。

 

 

モノづくりに関しても同じようなところがあります。

 

 

海外の人から見れば「こんなところにまで 気を使うのか!」
というくらい、出来栄えや品質、耐久性などに神経をそそいだモノづくりを
してきたのが日本人です。

 

 

それが最近、海外生産というのが当たり前になってしまい、
せっかくの日本ブランドなのにそういった良さが薄れてしまっていることが
残念だなあと思ってしまいます。

 

 

タオル業界もそれは同じで、今や中国産のタオルというのがとても
たくさん出回っています。

 

 

「タオルなんて日用品だから安ければいいんじゃない?」と言う
考えもあるでしょう。
でもやはり粗悪な海外産のタオルと日本の泉州・今治のタオルでは
仕上がりの違いがあります。
肌触りもそうですし、すぐに糸がほつれてしまってダメになるという
こともありません。

 

 

確かに海外産のタオルでもいいかなと思う場面もあります。
その上でお願いしたいのが、ぜひ国産のタオルも一緒に使って
いただきたいということです。

 

 

国産品と海外産をぜひ交互に使い比べてみてください。
そのときに日本人の素晴らしさを体験していただけると思います。

 

 

無料で貰える! 名入れタオルの話

 

名入れタオル」というタオルのこと、ご存知ですか?

 

よくお店の開店祝などで配られる、そのお店や会社名が印刷されたタオルのことです。
昔よくガソリンスタンドなんかでもらうことが多かったのですが、我が家の洗面所にもよく          「○○石油」とか書いてある白いタオルがぶら下がっていた記憶があります。

 

あの名入れタオルなのですが、販促品としてはとても重宝されていて、いまだにニーズの多いシロモノです。

 

ところでみなさん、あの「名入れタオル」についてどういうイメージをもたれてますか?

 

大抵の場合は、「すぐにボロボロになる」「糸がほつれてくる」「なんだかごわごわな感じ」
といったどちらかというとマイナスのイメージが多いのではないでしょうか?
「名入れタオル=粗悪品」というイメージを持っている人も少なくはないと思うのですが、
これは名入れタオルがいわゆる販促品として無料で配布されるという性質上、起こりうることなのです。

 

名入れタオルは開店祝いやごあいさつがわりにお客様にお渡しすることがほとんどだと思いますが、基本的に無料でお渡しするものというのが一般的です。

 

つまり販売促進グッズになるわけですから、出来ればコストカットをしたい。

 

そのため「出来るだけ安いところで作りたい」ということになり、その結果中国産のタオルを扱う業者に頼むということになります。
中国産のタオルは確かにコスト的には安価なのですが、糸の打ち込み密度の甘いものが多く、洗濯すると型崩れやホコリが出易く、糸抜けも多くなるため劣化が激しいのです。

 

コストの代償が、品質と耐久性に現れてしまうわけなんですね。

 

神野織物では、やはり名入れタオルも良いもので長く使えるものをお届けしたいと考えており、
名入れタオルの生地には一般的な厚みである「日本製200匁ソフトタオル」と「日本製200匁ソフトカラータオル」を主に使っています。

 

神野織物では、名入れタオルを作る場合「泉州タオル」を使用しており 日本製の泉州タオルとしての品質(吸水性とソフトな肌触りの良さ、そして耐久性を持ちそなえた)とても実用的なタオルに仕上がります。

 

 

泉州のタオルは今治のタオルに比べて、後晒しでタオルを作るため製造工程上原価が安く、実用的なタオルが多いので今治のタオルに比べタオルとして使いやすいという特長があります。

 

もちろん、コストを優先される場合は、ベトナム・中国産を使うことも可能ですし、こちらも当社が厳選した、安心できるメーカーのものを使わせていただいております。

今治タオルがコンビニでも定番に?

 

先日、コンビニに立ちよったときのことです。

 

何気にハンカチなどを売っているコーナーにさしかかったとき、
目の前の光景を見て「おお!」と思わず声を出してしまいました。

 

なんと売られているハンカチがすべて「今治のタオルハンカチ」だったのです。
それも1種類でなく4~5種類も売られていて、タオル地の物から
従来のガーゼハンカチのようなタイプまでそろっていました。
確かに最近「今治のタオル」は人気が出てきていますが、
まさか大手コンビニがすべて今治タオルになっているとは思ってもみませんでした。

 

しかもそのコンビニ、四国でも関西でもなく、東海地区のコンビニなんです。

 

東海地区の人にとって今治はおそらく馴染みのない地域でしょう。
それにも関わらず、すべて今治のタオルハンカチにするというのは
大手コンビニのデータ分析力の賜物なのでしょうか?

 

ここまで今治のタオルハンカチに注目が集まっている理由として、
男性もタオル地のハンカチを使うことが増えてきたということがあると
思います。
それに輪をかけて、やはり今治の製品は良いということです。

 

以前もお伝えしましたが、泉州ではタオルを作るときは生地の元になる綿糸の
強度を出すため、糊づけをしてから加工をします。
この状態で作られたタオルは糊がついているため、元々の生なりの色を
していて、よくあるタオルのように白くありません。
そのため出来上がってから糊を落として白くしていくのですが、
この手法を「後晒し」といい、大阪の泉州でよく使われています。

 

これを今治タオルに対抗して「泉州タオル」と言っています。
泉州タオルも吸水性やその他諸々の基準をつけてこれにそうようにタオルを
制作しています。

 

これにより、工業組合が泉州タオルというお墨付きをつけて「泉州タオル」と
いうタグを付けて売るわけです。

 

これに対し今治のタオルは、先に綿糸を晒して白くする加工を施し、
そこに糊をつけて織り上げていく「先晒し」という手法使います。

 

先晒しのタオルは出来上がりがほぼ完成品に近い状態になりますが、
糊を落とさなければならないため、ていねいに何度も洗う加工を
行うのです。
この糊落としの加工を「後処理」と言い、この後処理をきっちり行わないと
糊がタオルに付いた状態となり吸水性の悪いタオルに仕上がるので丁寧に
糊を落とします。

 

こうやって手間をかけた分、吸水性や耐久力にすぐれ、肌触りのよい今治のタオルが
出来上がることになります。

 

タオルといえば100円ショップでも買うことが出来ますが、ほとんどが海外などで
安く作られているため、粗悪な糸を使用していたり、洗いなどの工程を省いていたり
しますので、肌触りも吸水性も悪く、すぐにダメになってしまう粗悪な商品が多いと
いうこともあります。

 

私は昔から今治のタオルの素晴らしさを痛感し、それを伝えてきましたので、
こうやって大手コンビニでも今治のタオルが認められたということはとても嬉しい限りですね。

 

ジャンジャン 買って今治タオルの良さを実感して下さい!