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涼し気な手ぬぐいはスーツにもバッチリ!かさ張らない手ぬぐいのおしゃれ感♪

今年も梅雨の季節がやってきましたね。

今のところ関西では、ほとんど雨が降っていないので、今年はカラ梅雨じゃないか?と言われてはいますが、
そうは言ってもこの時期独特の湿気の多さというかムシムシした嫌な感じというのは変わりません。

 

どうしても汗ばむ事が多いこの季節、大阪の街でもスーツ姿の男性がハンカチやタオルで
汗を拭きながら歩いている姿を良く見かけます。

 

汗をふくという意味では、タオルが一番のような気がします。でも、タオルはどうしてもかさばってしまいます。
それに、個人的にはスーツの人がタオルで汗を拭いている姿は、あまりスマートな感じがしません。かといってハンカチだとその大きさのためにどうしてもすぐに使えなくなってしまいます。

 

前にも書きましたが、私はぜひこの時期に手ぬぐいをおすすめしたいと思います。

手ぬぐいなら、タオルなみの面積がありますし、ハンカチ以上に水を吸い取ります。
それに折りたたんでしまえば、ポケットやカバンに入れてもかさばりません。

それに何より柄を楽しむことが出来ます。
梅雨の時期なら、カエル、カサ、長靴、でんでん虫、てるてる坊主などはいかがでしょうか?

 

元々私たち日本人は四季を楽しむという習慣があります。

生活の中で使われる小物にもちょっとした柄や色合いを使うことで、季節感を味わってきました。春なら桜や梅、夏なら花火やスイカや金魚、秋なら赤トンボや紅葉、冬なら雪やツバキ。

色合いも季節季節で変えていくことで更にその味わいを深めてきました。
濃い藍色や薄い水色、赤やピンクなどタオルやハンカチでは出せないような和のテイストを使いこなしてきました。

 

こういったちょっとした工夫が手ぬぐいを、単に汗をふくだけの布キレではなく、日本人として、季節の移り変わりを感じ、
季節を楽しむことを上手に生活に取り入れる粋なオシャレアイテムとして確立させているのです。

 

私自身、人前でさりげなく手ぬぐいを使う度に

「俺って粋やなあ~」とわりといい気分になります。(笑)

 

世の中がどう移り変わろうが、梅雨はやってきます。

「雨ばかりだし、蒸し暑いし、ジメジメするし、 なんか毎日気が重くなるなあ・・・・」

 

そう感じて毎日を過ごすよりも、こういったちょっとしたオシャレを楽しむ事で梅雨もまた違った気分で送ることが出来ます。

「日本のビジネスマンはみんな手ぬぐいを使っている」なんてことになったら、それはそれで素敵じゃないかなあなんて思いませんか?

手ぬぐいにプリントできる範囲は? 価格との関係と作成までの流れのチェックポイント

初めてオリジナル手ぬぐいをお作りになる際に、特に注意しなければならない所をお伝えします。

手ぬぐいのプリントは、一般的には顔料プリントを使います。

紙にプリントするようにはなりませんが、細部まで綺麗にプリントできるのが特徴です。

※詳しくは http://www.kanno-tenugui.com/ を御覧ください。

※紙の上にプリントするのではありませんので、若干のにじみカスレなどはご容赦下さい。

 

チェックポイント①

作りたい手ぬぐいのデザインを決定して下さい。

デザインによって、単価が変わります。一般的に、生地端までプリントするようなデザインは高くなります。これはプリント台にインクが付くため、綺麗に掃除をする時間と手間がかかるから。生地端から3センチ程度の白場をとってのプリントでは、この作業が無いので、端まで柄のあるプリントに比べると安くなります。

※価格 = 端までデザインのあるプリント > 天地左右3センチ程度の白場のあるプリント

チェックポイント②

生地の選択して下さい。

手ぬぐいの生地は、基本的に「文」「岡」の2種類があります。

文は、綿の糸番手で20(ニマル)を使用している生地ということです。岡は30(サンマル)を使用しています。糸番手が大きいほど糸の太さが細くなりますので、生地の厚さでは、ザクッとした感じの文の方が厚く感じます。しっとりした繊細な生地の風合いは岡です。細かいデザインでは繊細な岡の方が綺麗にプリントできます。

※価格は文より岡の方がコストが高くなります。

http://www.e-kanno.com/japanesetowel.html こちらで動画で生地の差が見られます。

 

チェックポイント③

全体に濃い色のプリントは避けたほうが無難です。

顔料プリントでは、色落ちを防ぐために糊をインクに入れてプリントします。この糊が触った時ザラザラする原因です。濃い色では特に糊を入れますので普通色に比べると硬く仕上がります。線や文字程度では問題ありませんが、全体が黒や紺色に塗りつぶした様なプリントなどは避けたほうが無難です。

※プリント面もムラになりやすいです。

 

チェックポイント④

色数は少ないほうが総額で安く作れます

手ぬぐいの本体の単価は色数によって変わるものではありません。1色でも6色でも同じ価格です。しかし、型代は色数分必要です。

一色につき14,000円程度の型代が増えますので注意したい所。3色なら14,000円×3=42,000円となります。

※写真もプリントすることも可能ですが、ある程度の製作枚数が必要です。

チェックポイント⑤

袋入れまでしますか?

神野織物では、出来上がった手ぬぐいを一枚ずつビニール袋に入れてから裏表紙に色落ちなどの注意点を書いたデメリットシールをお付けしてお送りするのが一般的です。

このままで即配れるような状態となります。なので、神野織物では袋入れした状態の単価を提示いたします。

この加工が必要ない場合は若干安く出来ますのでご相談下さい。

※のしの印刷はサービスしています。お気軽にご相談下さい。

http://www.e-kanno.com/images/noshi_big.jpg 熨斗を巻いた状態の写真です。

http://www.e-kanno.com/images/demelit_big.jpg デメリットシールの画像です。

 

解らないことがありましたらお気軽にご相談下さい

手ぬぐい神野 0120-93-0075 神野織物 0120-941-011

剣道で好まれる手ぬぐい(面タオル)のデザイン

 

剣道の手ぬぐい=面タオルが欲しいんですがってお話をよくいただきます。

 

剣道の手ぬぐいの場合 防具をつける時に気を静めるために考えながら頭に付けるという目的のために 多いのが先生の文字を手ぬぐいに染めて欲しいといわれることです。「一刀両断」「明鏡止水」などの4文字熟語が多いようです。

 

これ以外によく使われるモチーフがあります。

「とんぼ柄」 があります。これを使うのには意味があって 虫のとんぼは真っ直ぐ前には、飛べるのですが後ろには飛べない・・。こういったことから絶対引かないという意味も込めて面の下の頭に巻くというものです。剣道でとんぼ柄があるのはこういった理由からです。

 

こういった縁起担ぎは 他にもあります。

 

例えば「麻柄」麻の葉っぱからとった柄らしいです。なんか懐かしい柄ですね。
麻の葉はもともと魔よけの効果があるとして、赤ちゃんのための肌着や産着などに麻の葉の模様を縫い付けることが多かったようです。なぜ麻の葉模様が赤ちゃんの肌着に用いられるのかというと、もちろん「魔よけ」ということもありますし、麻の葉はすくすくと真っ直ぐ… に成長するという 特徴を持っています。また、とても強く丈夫であるために親が子へ託す願いをこめられていたようです。 厄除けや魔除けには麻柄です!

 

他にも「蛇の目」ってのもあります。

 

このヘビの目みたいな柄はやっぱり魔除け!嫌な気をこの蛇の眼で威圧して退散さすらしいです。

 

このように手ぬぐいは、昔は自然の現象や自然の素材を使って柄をつけていたようです。これは、江戸時代はもっと手ぬぐいが身近で常に体に付けて或いは持っていたものだったからだと思います。だから 魔除けや子供の成長を願って自然にある素材を使って柄にしたのです。

本染めの染料とプリントの顔料インクの話

 

今日はちょっとマニアックなインクと染料の話です。

 

あまり知られていませんが 顔料プリントの場合のインクの調合は 大体目分量で調合することが多いのです。機械が色を判断して何種類かある色を調合して ハイッ!って出てくると思っているでしょうが、そうではないのです。

紙にプリントするような印刷の場合は、インクジェットのプリントのようにパソコンが色を調合して色を出力します。紙にプリントする機械は 需要もたくさんあって技術的な進歩もあったのでしょうか非常に優れています。色濃度での設定もできたり微妙な色の変化も可能です。

 

しかし! 手ぬぐいやタオルの顔料プリントの場合は とてもアナログな職人の勘で色を調合します。これこそ職人の勘という感じで大体の色を目分量で調合して色を作るのです。

 

この色の調合は、やはり経験がなければ難しいところで自分たちも見ていてびっくりするような色を足して色を出したりします。

たとえば もう少し鮮明な黄色にしたいな・・・って時にも青を入れてみたり・・・ブラウンの色をもう少し黄色くしたいなって時にはグリーンを入れたり・・・と、全然違う色を調合して色を出していたりするのです。

不思議な調合をするもんだな~ってずっと思っていたのが、この間本染めの職人さんもこういったことをすると聞きました。

本染めの場合それこそ「経験」で色の調合をします。過去の染めた色をある程度は記録しているのですが、なかなかその通りにはいかないのも事実だそうでそう言った時は新たに染料を調合して色を作るそうです。それもハカリなどを使って染料を調合するのです。

 

こんな作業の中で 染工場が一番の問題点それは「染料が無くなる」ってことらしいです。

 

昔は全然問題なく使えていた染料が、生産中止になったりすると今まで蓄積していたDATAが全然使えなくなってしまいます。こういうことが過去何度もあったそうですが、そのたびに染料屋さんが似たような染料を持ってきて試しに染めてみる・・・こんな苦労があるそうです。

 

この安定的に供給もされないような手ぬぐいの染料では、職人の創意工夫で乗り切ります。

 

一般的な染料の調合の方法は、「色の三原色」で表現します。昔はそれこそ青と赤と黄をそれぞれの瓶に大量に作って 柄杓で目分量で色を出していたそうです。これにプラス黒の染料を入れて色の調合をします。この三原色だけでも黒を作ることはできますが わざわざ黒を入れるとどうなるか? それは色が沈みます。暗くなるということです。

こんなトコロで「色の三原色」を使っているとは知りませんでした。こんなに色々試して色を作るそうなのですが、やはり難しいのは「染料の相性」だそうです。この色とこの色を混ぜるとこうなるなってのは想像がつくそうなのですが この相性によってうまく染まらなかったりするようです。この辺りはそれこそ 職人の経験によって初めて判るそうです。

うん、やっぱり難しいですね・・・。

日常生活の色々な場面で活躍する”使える”手ぬぐい

手ぬぐいってそんなに使うことないな~なんて、話をよく聞きますが、実は使い方によってはおしゃれに使えたりします。

 

実用的な使い方としては、コップを拭いたり 鏡やガラスを拭いたりといった使い方。これはタオルではケバが付く所手ぬぐいでは綺麗に拭き取れるからですが窓ガラスや鏡を拭くのには絶対手ぬぐいのほうが綺麗に仕上がります。

まずタオルを濡らして絞ってガラス面を拭き大きな汚れを拭き取ります。その後手ぬぐいで水の筋がついた所を拭き取ると・・・タオルでは、拭き漏れが出来る所がきれいに拭き取れるのです。手垢も綺麗に取れるようです。

コップの綺麗な拭き取り方は、熱湯をコップ一杯に注いでその後手ぬぐいで拭き上げます。すると・・・熱湯が注がれたことでガラスが熱くなりすぐコップが乾燥し残った水分を手ぬぐいが拭き取るのです。こうすると煮沸したように殺菌もできますし 手ぬぐいなので変なケバもつかずピカピカに仕上がります。一度試して見てください。

 

私は、ハンカチとして使っています。

 

ハンカチより水分を吸収するようで、何よりハンカチのようなゴワゴワ感がありません。使えば使うほど柔らかくなる感じです。Gパンの後ろポケットに入れておくのも良い感じです。自分の好きな色の手ぬぐいを・・・チョット前のバンダナのような使い方です。汗をかくような場面では頭に巻いて汗止めとして使います。これは剣道の面の下に付けるのと同じ意味ですが、かっこ良く巻いてください。

 

お祭りにも欠かせません。

 

お祭りでは頭に巻いたり、ご祝儀のお返しにと手ぬぐいが使われます。かぶり方も色々でお神輿を担ぐ時には「ねじりハチマキ」 カッコだけでなく汗止めとして使われています。

 

インテリアとして・・・。

 

額に入れて和の雰囲気を楽しんだり、ランチョンマットがわりに使ったりテーブルクロスとして使ってみたりと アクセントとして使います。知り合いのお家では額に入れて四季の手ぬぐいを楽しんでおられます。春には桜 夏は金魚 秋は紅葉 冬は雪景色・・・・日本ならではの風景のデザインを染め上げた手ぬぐいを季節ごとに入れ替えて掛けてられます。

 

このように手ぬぐいはいろんな用途に使えます。

 

結局は、和の綿布です。水分の吸収力があってデザインがはっきり出せない「和み」の本染めで柄を付ける。使い方や見せ方で実用的にもファッションとしても使うことが出来る日本の文化なのです。

多色に対応!「顔料プリントの手ぬぐい」も結構いけてます!

 

本染めの手ぬぐいが凄くいいよ~ってずっと言い続けていますが、実はプリントの手ぬぐいもデザイン重視で考えると本染めより綺麗に表現できます。

 

綺麗って意味ですが、本染めの場合は何度もお伝えしているように、手作業で作りますので線一つとってみても 直線には引けず凸凹した曲線になったりします。それも作成した手ぬぐいが全部同じように染まるわけではありません。20枚程度づつ染めるのでその括りごとに色が若干変わったりにじみ具合も微妙に変わるのです。この辺りを「和み」というか「揺らぎ」と表現していますが、実際、職人さん側から見ると、線は定規を使ったようにきっちりと綺麗に引くようにするのが良い!っと思って作業をしているのです。しかし、実際は染料が侵食していくので若干の滲み・・・この辺りのジレンマが 使う方にしても優しい気持ちになる所かも知れません。

 

プリントの場合は、本染めと比べるとホントきれいにプリント出来ます。

 

まっすぐな線では、生地の上に顔料を乗せて表現するのですから チョットの滲みはありますが本染めに比べると断然きっちりと線は引けます。

 

それに多色に向いています。

 

本染めで作る場合は、せいぜい3色程度がいっぱいいっぱいです。それも、色と色のぶつかりは基本的に出来ません。これは一枚の型を使って作るためです。これ以上の色数を使って作成することも可能ですが、何度も染めなおして製作する 「二度染め」 「三度染め」という染め方をせねばならないことも有り 工芸品的な価格になります。

 

プリントの場合は、この辺りは楽勝です!色と色が引っ付いたデザインでも大丈夫ですし 何より気兼ねなく色数を増やせます。5色程度まで大丈夫です。これはこのように型を増やして機械にセットするだけでプリントが出来るからです。

 

プリントの手ぬぐい

 

注意しないといけないのは生地の端までデザインをするかしないかで 価格が変わって来る点です。

 

生地の端の部分の天地左右三センチ程度の白場を取ってのデザインをプリントする場合は、生地を貼り付けるプリント台をインクで汚すことがないので作業効率も上がり費用も安く出来ます。生地の端までデザインがあってインクが付いているようなデザインの場合は高くなります。先ほどの枠付とは対照的に 顔料が生地を通り越してベルトコンベアーみたいなベルトにインクが付いてしまい これを綺麗にするのに結構手間取るからです。なので、インクを端まで付けるベタプリントでは高くなります。

 

弱点はというとプリント面が硬くなりがちという程度です。全体に色を付けてプリントするとやはり硬く仕上がりますが 白場の多いデザインをプリントすると結構柔らかくイイ感じに仕上がります。

衣類やタオル 手ぬぐいなどの綿製品が洗濯しても臭くなる原因

タオルや手ぬぐい Tシャツでも、洗濯したのに水が腐ったような・・嫌な匂いが残っていることがないですか?梅雨時など湿気の多い時に臭ったり お風呂上りに使ったバスタオルが臭うこともあります。

 

これを防ぐ方法があります!

 

これは、雑菌が繁殖しているからこのいやな匂いがするのです。なので、この雑菌を殺してしまえば大丈夫なのです!って言ってもどうやって処理すればいいかって話ですが・・・そう塩素系漂白剤で洗えばいいのです。

 

それも匂いがキツければつけ置き洗い・・それでもって時には塩素系の漂白剤につけたままタオルや手ぬぐいの上から熱湯をかければ完璧です。そう、雑菌が死んでしまうからなんですね♪

 

おとなりの韓国ではタオル用?の鍋みたいのもあってこれで煮るそうです。本当に殺菌をしているようですね。それと この煮る作業をすることでいい事があります。

 

それは柔軟剤が煮ることによって取れ→すると綿本来の柔らかさがよみがえる→フカフカになる+水分の吸収力が綿本来のものに戻る となるのです。

 

この柔軟剤 実は脂分なのです。一度くらいなら う~ん柔らかい~っていい感じなのですが 毎回毎回使うことによって洗いきれなかった柔軟剤がタオルや手ぬぐいに付着してとどまります。するとこの脂分が邪魔をして水分の吸収力を阻む・・こうなるのです。

 

それと 「やすとも」でしょっちゅう出てくる今流行のとってもいい匂いの柔軟剤ですが、ドラム式の洗濯機で使うと・・・洗濯ドラムを綺麗に洗わないととっても臭くなるみたいです。

 

実は子供が結婚して「斜め式最新式ドラム洗濯機」を買って持たせたのですが 半年くらいしてどうも洗濯機が臭うって言うんです。値切ったわけでもないのにおかしいぞってメーカーに電話して見てもらったそうです。するとメーカーの修理の人が

「よくあるんです・・・柔軟剤を入れすぎると残ってこれが匂いの原因です」って言われたそうです。

 

解決策は あるんです。

 

「洗濯槽洗剤」ってのがあるみたいでこれで洗濯機を洗濯してくださいって言われたそうです。笑い話みたいな洗剤ですけど一発で解決!!すご~って子供が言ってました。

この後、友だちの奥さんも洗濯機の匂いで困ってて「やっぱり安いのはダメ!」って言うてますわ・・・って聞き これは沢山の人が洗濯機のせいにしてるんじゃないかと思ってのご報告です。

 

みなさ~ん 洗濯機のせいでもタオルや手ぬぐいのせいでもありません!柔軟剤のせいですよ~っと♪

江戸時代に確立した手ぬぐいの歴史 新しい使い方

 

江戸時代に日本で綿の栽培が盛んになって以来 手ぬぐい 浴衣と綿は日常生活に一番定着した素材なのです。

 

 

晒し木綿の手ぬぐいは吸水性もよく乾きも早い。そして 人気者の歌舞伎役者 今で言うタレントによって柄も様々な柄が付けられ江戸の文化となりました!

今では ラッピング バンダナ おしぼり 暖簾(のれん)とにかくなんでも使える優れものです。生地を手ぬぐいよりちょっと厚い「特文」を使用した マフラータイプの手ぬぐい「手ぬぐいマフラー」も作ってみました。

ウールのマフラーよりチクチクせず汗を掻いてもすぐ吸収するところが優れています。

 

 

 

注染(手染め)というのは染色の方法のひとつで、液体の染料を布の染めたい部分に注いで染める方法です。

 

 

一度に何十枚か染めることができるので 手ぬぐいや浴衣の染め方として 江戸時代の大量生産の方法として開発されたのだと思います。

手ぬぐいの用途は様々で 単に手や体を拭うためだけのものではありません。そこがタオルと大きく違う点です。手ぬぐいはタオルと違い毛羽(ケバ)が出にくいのでコップや鏡 窓を拭くのにも重宝します。

これはとっても綺麗に仕上がりますので一度試してください。年末の大掃除の時には大活躍です!

 

 

これ以外にもマフラー手ぬぐいのように防寒具としても 覆面やかぶりもの 鉢巻や包帯としてや小道具にも使われています。今ではコンサートの販売用グッズに本染めの手ぬぐいが登場するようになりました。

オリジナルで結婚式の引出物のひとつとして作られる方もおられます。額に入れて飾ってもインテリアとしてもかっこよく おしゃれです。

 

 

この注染という染色方法が開発されてから、一枚づつ染めるような絞り染めや手捺染はほとんど使われなくなりました。

大量生産が主流になったのです。

本染め手ぬぐいの色の染まり具合の注意点と注染の型についての話

 

 

本染めで手ぬぐいを作る場合 プリントとの決定的な違いはデザインの出方が違います。

 

 

プリントの場合は生地にインクを付けてデザインを表現しますのである程度の細い線でも出すことは可能です。

本染めの場合はインクを注いで染めていきますので やはりムラになりやすいです。生地の性質も絡んでくるのでしょうが綺麗に染まっているところもありますがベタで染めた場合でも、ムラに染まるところも出てきます。

 

 

また、一番注意せねばならない点は、色が指定通りに出来上がってこない・・・点です。

 

 

お客様からは「DIC」や「PANTONE」でご指定を頂いたり、色生地のサンプルを頂いたりして その色に近づけよう染料を調合して作成に取り掛かりますが、全く同じ色に作成することは出来ません。全く違う色に出来上がることはありませんが全く同じ色に仕上がることはありません。

 

リピートの場合も同様で「前回と同じ色でお願いします!」と言われても、全く同じ色にもならないのです。

これは作るときの湿度や生地の具合など・・・いろいろな要素がからんでいるので一概にいえませんが間違いなく若干色が変わっています。例えば100枚でご注文いただいても一度に100枚を染めるのでは無く 30枚ごとを一度に染めますので それぞれ若干色が変わったりもするのです。

 

また、染まり具合によってカスレたり 刺さったり 滲んだりすることも多くあります。これは極端な例ですがこんな感じのものもできてきたりします。

 

 

 

 

悪いことばかりお伝えしていますが、本染め・注染の良さとして許せる範囲内と思います。

この辺り手作りの温かみということでご理解ください。

 

 

あと本染めを作るときの注意点ですが、型の問題があります。型は、約2ミリ角の網戸みたいな紗のシートを カットして柄を出すようにします。この型を作るのも手作業となりますので細かいデザインや 細い線は難しく 価格も非常に高くなります。

2ミリの網戸みたいな紗の上にシートを貼り付けて型としますので 2ミリ以下の線幅やデザインのものは表現できないのです。この辺りを注意いただきデザインを作って欲しいのです。

 

 

最後に取り扱いについての注意点です。

 

 

最近の洗剤は漂白剤入りの洗剤が多くなっています。これが問題で、明るい色の染料はやはり落ちやすくなっています。また、色落ちが心配なため ドライクリーニングや乾燥機の使用はやめて欲しいのです。濡れたまま放っておくのも厳禁です。

と・・・色々と 面倒なことをお伝えしていますが・・・ 実は私 10っヶ月同じ手ぬぐいを何の気にもせず普通の洗濯石鹸をつかって乾燥機も通して使っています。いかがでしょう?染める色にもよりますが結構色落ちせず使えるものですね♪

 

注染で手ぬぐいを染める際の注意点と本染め手ぬぐいに不向きなデザインについて

 

本染め手ぬぐいはそんなに難しいものではありません。それにびっくりするほど高価なものでもありません。

デザインを作るときのルールを解ってもらうと簡単に思ったような本染めの手ぬぐいが出来るのです。

 

私共のサイトから見積もり依頼をして頂いたお客サンには「本染め手ぬぐいを検討中のお客サンへ」ということで簡単なレポートを添付しているのですが今日はそのレポートから抜粋してお話いたします。

 

まず第一に解って貰いたいのは・・・やはり手作りであるということです。

 

簡単なことなのですが、日頃 工業製品のようにきっちりとプリントされた服や生地に慣れ親しんでいるのでこの手作りというのがなかなか理解されません・・。どういう事かというと、「均一には作成できない」ということです。

(※手捺染(一枚づつ染める)という手法を「本染め」と言われる工場もありますが 弊社では昔ながらの「注染」という手法を使います。これは染料を注いで一度に20枚から30枚を染める手法で、手ぬぐいしか無かった江戸時代 一番大量に柄を付ける手法だったのだと思います。)

 

この手法は一度に何枚もを染めるので、インクの通り具合や糊の付き具合で染まり方が変わってきます。

 

この辺りを本染めならではの「和み」とご理解頂かないと難しいのが本染め「注染」の手ぬぐいです。でも、職人は工業製品のプリントのように作りたい!
って思いながら注染をしているのですが、そこの所技法による限界ってのがあると思います。

 

この注染という製作方法のため いいところもあります。出来上がった手ぬぐいは裏まで色が染まりますので裏表がないということです。

プリントでは表と裏がハッキリわかるくらいになりますが本染めではこれがありません。ただ、注いで染めますのでどうしてもメリハリの有るきっちりとしたデザインは苦手となります。本染めの温かみとご理解ください。

 

この染め方のため プリントの手ぬぐいでは簡単に出来る2色や3色のプリントは、本染めでは難しくなります。

プリントの場合は色ごとに型を作成して、生地を機械に貼り付け一色づつプリントします。この様な作り方のため色と色が引っ付いたデザインでも製作は簡単に出来ますが 注染の場合は 染料を注いで染めるので基本色と色はぶつかって染めることは出来ません。

 

別の色を入れる場合は1センチ以上を開けてデザインを作ってください。

 

本染め手ぬぐいの注染での染め方

 

色と色がぶつかっての染めは 「二度染め」になり 非常に高価になります。高くなるといっても一色の倍の価格になることはありません。

この辺りは弊社「お客様の声」の今まで作ったことのある手ぬぐいのデザインを参考にされると良いと思います。

 

次回は、染まり方の注意点と型についてのお話です。