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日常生活の色々な場面で活躍する”使える”手ぬぐい

手ぬぐいってそんなに使うことないな~なんて、話をよく聞きますが、実は使い方によってはおしゃれに使えたりします。

 

実用的な使い方としては、コップを拭いたり 鏡やガラスを拭いたりといった使い方。これはタオルではケバが付く所手ぬぐいでは綺麗に拭き取れるからですが窓ガラスや鏡を拭くのには絶対手ぬぐいのほうが綺麗に仕上がります。

まずタオルを濡らして絞ってガラス面を拭き大きな汚れを拭き取ります。その後手ぬぐいで水の筋がついた所を拭き取ると・・・タオルでは、拭き漏れが出来る所がきれいに拭き取れるのです。手垢も綺麗に取れるようです。

コップの綺麗な拭き取り方は、熱湯をコップ一杯に注いでその後手ぬぐいで拭き上げます。すると・・・熱湯が注がれたことでガラスが熱くなりすぐコップが乾燥し残った水分を手ぬぐいが拭き取るのです。こうすると煮沸したように殺菌もできますし 手ぬぐいなので変なケバもつかずピカピカに仕上がります。一度試して見てください。

 

私は、ハンカチとして使っています。

 

ハンカチより水分を吸収するようで、何よりハンカチのようなゴワゴワ感がありません。使えば使うほど柔らかくなる感じです。Gパンの後ろポケットに入れておくのも良い感じです。自分の好きな色の手ぬぐいを・・・チョット前のバンダナのような使い方です。汗をかくような場面では頭に巻いて汗止めとして使います。これは剣道の面の下に付けるのと同じ意味ですが、かっこ良く巻いてください。

 

お祭りにも欠かせません。

 

お祭りでは頭に巻いたり、ご祝儀のお返しにと手ぬぐいが使われます。かぶり方も色々でお神輿を担ぐ時には「ねじりハチマキ」 カッコだけでなく汗止めとして使われています。

 

インテリアとして・・・。

 

額に入れて和の雰囲気を楽しんだり、ランチョンマットがわりに使ったりテーブルクロスとして使ってみたりと アクセントとして使います。知り合いのお家では額に入れて四季の手ぬぐいを楽しんでおられます。春には桜 夏は金魚 秋は紅葉 冬は雪景色・・・・日本ならではの風景のデザインを染め上げた手ぬぐいを季節ごとに入れ替えて掛けてられます。

 

このように手ぬぐいはいろんな用途に使えます。

 

結局は、和の綿布です。水分の吸収力があってデザインがはっきり出せない「和み」の本染めで柄を付ける。使い方や見せ方で実用的にもファッションとしても使うことが出来る日本の文化なのです。

多色に対応!「顔料プリントの手ぬぐい」も結構いけてます!

 

本染めの手ぬぐいが凄くいいよ~ってずっと言い続けていますが、実はプリントの手ぬぐいもデザイン重視で考えると本染めより綺麗に表現できます。

 

綺麗って意味ですが、本染めの場合は何度もお伝えしているように、手作業で作りますので線一つとってみても 直線には引けず凸凹した曲線になったりします。それも作成した手ぬぐいが全部同じように染まるわけではありません。20枚程度づつ染めるのでその括りごとに色が若干変わったりにじみ具合も微妙に変わるのです。この辺りを「和み」というか「揺らぎ」と表現していますが、実際、職人さん側から見ると、線は定規を使ったようにきっちりと綺麗に引くようにするのが良い!っと思って作業をしているのです。しかし、実際は染料が侵食していくので若干の滲み・・・この辺りのジレンマが 使う方にしても優しい気持ちになる所かも知れません。

 

プリントの場合は、本染めと比べるとホントきれいにプリント出来ます。

 

まっすぐな線では、生地の上に顔料を乗せて表現するのですから チョットの滲みはありますが本染めに比べると断然きっちりと線は引けます。

 

それに多色に向いています。

 

本染めで作る場合は、せいぜい3色程度がいっぱいいっぱいです。それも、色と色のぶつかりは基本的に出来ません。これは一枚の型を使って作るためです。これ以上の色数を使って作成することも可能ですが、何度も染めなおして製作する 「二度染め」 「三度染め」という染め方をせねばならないことも有り 工芸品的な価格になります。

 

プリントの場合は、この辺りは楽勝です!色と色が引っ付いたデザインでも大丈夫ですし 何より気兼ねなく色数を増やせます。5色程度まで大丈夫です。これはこのように型を増やして機械にセットするだけでプリントが出来るからです。

 

プリントの手ぬぐい

 

注意しないといけないのは生地の端までデザインをするかしないかで 価格が変わって来る点です。

 

生地の端の部分の天地左右三センチ程度の白場を取ってのデザインをプリントする場合は、生地を貼り付けるプリント台をインクで汚すことがないので作業効率も上がり費用も安く出来ます。生地の端までデザインがあってインクが付いているようなデザインの場合は高くなります。先ほどの枠付とは対照的に 顔料が生地を通り越してベルトコンベアーみたいなベルトにインクが付いてしまい これを綺麗にするのに結構手間取るからです。なので、インクを端まで付けるベタプリントでは高くなります。

 

弱点はというとプリント面が硬くなりがちという程度です。全体に色を付けてプリントするとやはり硬く仕上がりますが 白場の多いデザインをプリントすると結構柔らかくイイ感じに仕上がります。

衣類やタオル 手ぬぐいなどの綿製品が洗濯しても臭くなる原因

タオルや手ぬぐい Tシャツでも、洗濯したのに水が腐ったような・・嫌な匂いが残っていることがないですか?梅雨時など湿気の多い時に臭ったり お風呂上りに使ったバスタオルが臭うこともあります。

 

これを防ぐ方法があります!

 

これは、雑菌が繁殖しているからこのいやな匂いがするのです。なので、この雑菌を殺してしまえば大丈夫なのです!って言ってもどうやって処理すればいいかって話ですが・・・そう塩素系漂白剤で洗えばいいのです。

 

それも匂いがキツければつけ置き洗い・・それでもって時には塩素系の漂白剤につけたままタオルや手ぬぐいの上から熱湯をかければ完璧です。そう、雑菌が死んでしまうからなんですね♪

 

おとなりの韓国ではタオル用?の鍋みたいのもあってこれで煮るそうです。本当に殺菌をしているようですね。それと この煮る作業をすることでいい事があります。

 

それは柔軟剤が煮ることによって取れ→すると綿本来の柔らかさがよみがえる→フカフカになる+水分の吸収力が綿本来のものに戻る となるのです。

 

この柔軟剤 実は脂分なのです。一度くらいなら う~ん柔らかい~っていい感じなのですが 毎回毎回使うことによって洗いきれなかった柔軟剤がタオルや手ぬぐいに付着してとどまります。するとこの脂分が邪魔をして水分の吸収力を阻む・・こうなるのです。

 

それと 「やすとも」でしょっちゅう出てくる今流行のとってもいい匂いの柔軟剤ですが、ドラム式の洗濯機で使うと・・・洗濯ドラムを綺麗に洗わないととっても臭くなるみたいです。

 

実は子供が結婚して「斜め式最新式ドラム洗濯機」を買って持たせたのですが 半年くらいしてどうも洗濯機が臭うって言うんです。値切ったわけでもないのにおかしいぞってメーカーに電話して見てもらったそうです。するとメーカーの修理の人が

「よくあるんです・・・柔軟剤を入れすぎると残ってこれが匂いの原因です」って言われたそうです。

 

解決策は あるんです。

 

「洗濯槽洗剤」ってのがあるみたいでこれで洗濯機を洗濯してくださいって言われたそうです。笑い話みたいな洗剤ですけど一発で解決!!すご~って子供が言ってました。

この後、友だちの奥さんも洗濯機の匂いで困ってて「やっぱり安いのはダメ!」って言うてますわ・・・って聞き これは沢山の人が洗濯機のせいにしてるんじゃないかと思ってのご報告です。

 

みなさ~ん 洗濯機のせいでもタオルや手ぬぐいのせいでもありません!柔軟剤のせいですよ~っと♪

江戸時代に確立した手ぬぐいの歴史 新しい使い方

 

江戸時代に日本で綿の栽培が盛んになって以来 手ぬぐい 浴衣と綿は日常生活に一番定着した素材なのです。

 

 

晒し木綿の手ぬぐいは吸水性もよく乾きも早い。そして 人気者の歌舞伎役者 今で言うタレントによって柄も様々な柄が付けられ江戸の文化となりました!

今では ラッピング バンダナ おしぼり 暖簾(のれん)とにかくなんでも使える優れものです。生地を手ぬぐいよりちょっと厚い「特文」を使用した マフラータイプの手ぬぐい「手ぬぐいマフラー」も作ってみました。

ウールのマフラーよりチクチクせず汗を掻いてもすぐ吸収するところが優れています。

 

 

 

注染(手染め)というのは染色の方法のひとつで、液体の染料を布の染めたい部分に注いで染める方法です。

 

 

一度に何十枚か染めることができるので 手ぬぐいや浴衣の染め方として 江戸時代の大量生産の方法として開発されたのだと思います。

手ぬぐいの用途は様々で 単に手や体を拭うためだけのものではありません。そこがタオルと大きく違う点です。手ぬぐいはタオルと違い毛羽(ケバ)が出にくいのでコップや鏡 窓を拭くのにも重宝します。

これはとっても綺麗に仕上がりますので一度試してください。年末の大掃除の時には大活躍です!

 

 

これ以外にもマフラー手ぬぐいのように防寒具としても 覆面やかぶりもの 鉢巻や包帯としてや小道具にも使われています。今ではコンサートの販売用グッズに本染めの手ぬぐいが登場するようになりました。

オリジナルで結婚式の引出物のひとつとして作られる方もおられます。額に入れて飾ってもインテリアとしてもかっこよく おしゃれです。

 

 

この注染という染色方法が開発されてから、一枚づつ染めるような絞り染めや手捺染はほとんど使われなくなりました。

大量生産が主流になったのです。

本染め手ぬぐいの色の染まり具合の注意点と注染の型についての話

 

 

本染めで手ぬぐいを作る場合 プリントとの決定的な違いはデザインの出方が違います。

 

 

プリントの場合は生地にインクを付けてデザインを表現しますのである程度の細い線でも出すことは可能です。

本染めの場合はインクを注いで染めていきますので やはりムラになりやすいです。生地の性質も絡んでくるのでしょうが綺麗に染まっているところもありますがベタで染めた場合でも、ムラに染まるところも出てきます。

 

 

また、一番注意せねばならない点は、色が指定通りに出来上がってこない・・・点です。

 

 

お客様からは「DIC」や「PANTONE」でご指定を頂いたり、色生地のサンプルを頂いたりして その色に近づけよう染料を調合して作成に取り掛かりますが、全く同じ色に作成することは出来ません。全く違う色に出来上がることはありませんが全く同じ色に仕上がることはありません。

 

リピートの場合も同様で「前回と同じ色でお願いします!」と言われても、全く同じ色にもならないのです。

これは作るときの湿度や生地の具合など・・・いろいろな要素がからんでいるので一概にいえませんが間違いなく若干色が変わっています。例えば100枚でご注文いただいても一度に100枚を染めるのでは無く 30枚ごとを一度に染めますので それぞれ若干色が変わったりもするのです。

 

また、染まり具合によってカスレたり 刺さったり 滲んだりすることも多くあります。これは極端な例ですがこんな感じのものもできてきたりします。

 

 

 

 

悪いことばかりお伝えしていますが、本染め・注染の良さとして許せる範囲内と思います。

この辺り手作りの温かみということでご理解ください。

 

 

あと本染めを作るときの注意点ですが、型の問題があります。型は、約2ミリ角の網戸みたいな紗のシートを カットして柄を出すようにします。この型を作るのも手作業となりますので細かいデザインや 細い線は難しく 価格も非常に高くなります。

2ミリの網戸みたいな紗の上にシートを貼り付けて型としますので 2ミリ以下の線幅やデザインのものは表現できないのです。この辺りを注意いただきデザインを作って欲しいのです。

 

 

最後に取り扱いについての注意点です。

 

 

最近の洗剤は漂白剤入りの洗剤が多くなっています。これが問題で、明るい色の染料はやはり落ちやすくなっています。また、色落ちが心配なため ドライクリーニングや乾燥機の使用はやめて欲しいのです。濡れたまま放っておくのも厳禁です。

と・・・色々と 面倒なことをお伝えしていますが・・・ 実は私 10っヶ月同じ手ぬぐいを何の気にもせず普通の洗濯石鹸をつかって乾燥機も通して使っています。いかがでしょう?染める色にもよりますが結構色落ちせず使えるものですね♪

 

注染で手ぬぐいを染める際の注意点と本染め手ぬぐいに不向きなデザインについて

 

本染め手ぬぐいはそんなに難しいものではありません。それにびっくりするほど高価なものでもありません。

デザインを作るときのルールを解ってもらうと簡単に思ったような本染めの手ぬぐいが出来るのです。

 

私共のサイトから見積もり依頼をして頂いたお客サンには「本染め手ぬぐいを検討中のお客サンへ」ということで簡単なレポートを添付しているのですが今日はそのレポートから抜粋してお話いたします。

 

まず第一に解って貰いたいのは・・・やはり手作りであるということです。

 

簡単なことなのですが、日頃 工業製品のようにきっちりとプリントされた服や生地に慣れ親しんでいるのでこの手作りというのがなかなか理解されません・・。どういう事かというと、「均一には作成できない」ということです。

(※手捺染(一枚づつ染める)という手法を「本染め」と言われる工場もありますが 弊社では昔ながらの「注染」という手法を使います。これは染料を注いで一度に20枚から30枚を染める手法で、手ぬぐいしか無かった江戸時代 一番大量に柄を付ける手法だったのだと思います。)

 

この手法は一度に何枚もを染めるので、インクの通り具合や糊の付き具合で染まり方が変わってきます。

 

この辺りを本染めならではの「和み」とご理解頂かないと難しいのが本染め「注染」の手ぬぐいです。でも、職人は工業製品のプリントのように作りたい!
って思いながら注染をしているのですが、そこの所技法による限界ってのがあると思います。

 

この注染という製作方法のため いいところもあります。出来上がった手ぬぐいは裏まで色が染まりますので裏表がないということです。

プリントでは表と裏がハッキリわかるくらいになりますが本染めではこれがありません。ただ、注いで染めますのでどうしてもメリハリの有るきっちりとしたデザインは苦手となります。本染めの温かみとご理解ください。

 

この染め方のため プリントの手ぬぐいでは簡単に出来る2色や3色のプリントは、本染めでは難しくなります。

プリントの場合は色ごとに型を作成して、生地を機械に貼り付け一色づつプリントします。この様な作り方のため色と色が引っ付いたデザインでも製作は簡単に出来ますが 注染の場合は 染料を注いで染めるので基本色と色はぶつかって染めることは出来ません。

 

別の色を入れる場合は1センチ以上を開けてデザインを作ってください。

 

本染め手ぬぐいの注染での染め方

 

色と色がぶつかっての染めは 「二度染め」になり 非常に高価になります。高くなるといっても一色の倍の価格になることはありません。

この辺りは弊社「お客様の声」の今まで作ったことのある手ぬぐいのデザインを参考にされると良いと思います。

 

次回は、染まり方の注意点と型についてのお話です。

 

初めて手ぬぐいのデザインを制作する方へ 「オリジナル手ぬぐいの3つの染色(プリント)方法」

 

手ぬぐいが欲しい・・・でもどんなプリント方法があるんだろう? 自分のこのデザインでは一番安い方法はどれなんだろう? どの方法が一番綺麗に出来上がるのだろう?

って悩んでいると思います。

 

実は手ぬぐいのオリジナルデザインをするには 大きく分けて3種類の加工方法があります。

 

生地の端までデザインを付けるプリントと生地の端3センチ程度のプリントをしないスペースを作ってプリントをする方法 それと本染めの3種類となります。

 

ここで言うプリントとはスクリーンプリントとなります。

業者さんによっては手ぬぐいの端の方までデザインを付けることはできません!って言い切るところもあるみたいですが、生地の端までプリントすることは可能です。

 

こう言い切るにはわけがあります。

実は 生地の端までプリントをするようなデザインの場合、プリントをする台をインクで汚すからやりたくないってのがホンネです。

台をインクで汚すと綺麗に拭きとってから次のプリントをする・・・という手間がかかります。このプリント台を綺麗にするってのがけっこう手間のかかる作業でこの時間が勿体無いのです。

ただ、生地の端までプリントが出来る工場でもこういった作業が掛かりますので白い枠を付けてのデザインより単価は当然上がってきます。

 

 

手ぬぐいのスクリーンプリント工場

 

 

スクリーンのプリントでは、顔料プリントが一般的ですが触った感じが柔らかい染料プリントも可能です。

 

染料プリントの特徴は顔料プリントと違って触った感じが柔らかい(プリントをしてますって感じではなく生地本来の柔らかさのまま)でも本染めよりハッキリときっちりプリントができます。

良いことが多いですが・・・単価は染料プリントのほうが高くなります。これは顔料プリントではプリントをした後、乾燥の工程を通すだけで製品として出来上がりですが、

染料プリントの場合はこの後インクを定着さす「蒸し」という工程を通しその後余分なインクを落とす洗いという工程・・・その後シワを伸ばしながら乾かす乾燥の工程と続きます。

 

高くなるのは当然ですね

 

プリントは以上ですがあと、本染めというのも選択肢になります。本染めの場合は枠を付けての染めや全面に色を付けて染める方法と色々出てきますが、プリントとの大きな違いは、

手作業で作るので工業製品のようにきっちりと同じに出来上がってこない・・・という弱点があります。

 

これを温かみと言っていただけるといいのですが 難しいところです。本染めをするときには注意が必要です。

剣道の面タオル・面手ぬぐい・面したに手ぬぐいが使われる理由

 

剣道に限らず日本の武道には、手ぬぐいがよく使われます。これはタオルが入ってきてまだ数十年しか経っていない・・そういうことからだと思います。

 

しかし、手ぬぐいのすぐ乾く能力は優れていて タオルでは乾くのに半日かかる所、数時間或いは数十分で乾いてしまいます。

これが気に入られて 剣道ではゴワゴワしないそしてすぐ乾くというので頭に付けてから面を付ます。それも本染めが主流になっています。

 

プリントの手ぬぐいでは水分の吸収力が悪く試合中におでこから汗がツツーっと流れてくるようなことがあります。

こうなったら最悪なので本染めの柔らかく汗の吸収に優れている点が認められているのだと思います。

 

それにもっと大事なことがあります。

 

それは師匠(先生)に書いて頂いた文言をこの手ぬぐいに染め抜きます。

試合前、防具を整えて身に付けるとき、この面タオルに書いてある文言を考え気を静めます。そして頭に巻いて面をつける。こういった大事な意味もあって先生に書いて頂いた文字を染め抜くのです。

 

小さな子供はつよい憧れの先輩と一緒の手ぬぐいを身に付けているというのが、自信につながり団体戦ではこの手ぬぐいの色によって自分の所属する団体が解りやすいというそういった利点もあります。

 

この面手ぬぐいですが、呼ばれ方も色々です。

「面手ぬぐい」「面タオル」「面した」・・・以前面したって言ってましたら先生から靴下と同じ意味だから頭に巻く手ぬぐいをそんな言い方をしてはいけません。と教わりました。

 

ごもっともです。以後 面したとは言っていません。

実用的な手ぬぐいの水分吸収力

暖かくなって来ましたね~~って言っても、まだまだ朝晩は寒い季節の変わり目ですが、確実に暖かくなってきているのは感じます。

 

風や匂いが春の様相です。

この前の土曜日なんか半袖でウロウロしても全然寒くない感じ。もうすぐ桜の季節になります。

 

で、今日お話したいのは「手ぬぐい」の吸水性です。

 

手ぬぐいは綿糸を平織りしているだけのシンプルな構造です。

タオルの場合 綿糸をループ状にし厚みを持たせています。ここがタオルの表面でこのループ状の部分で水分を掻き取るような構造となっています。

その分 手ぬぐいと違ってタオルは大量の水分を吸収することが出来るのです。こう言うとタオルのほうが優れているように思えるのですが、吸収する水分量が多い分厚くなってかさばるのと、

乾くのに時間が掛かる点が弱点です。

 

手ぬぐいはというと、平織りと言って生地の中で一番シンプルな構造。縦糸と横糸だけで編まれているだけです。

 

なので特徴は、タオルに比べて薄くて綿だけの水分の吸収力に頼っている点です。薄いということは水分の吸収量はタオルに比べて少ないですがサッっと吸収し乾くのがとても早いです。

速乾性があります。水分の吸収量が少ないといってもこの動画のように汗や手を洗ったあとに拭くには全然もんだいありません。

 

本染め手ぬぐいの水分吸収力

 

逆にいつも持ち歩くのには、手ぬぐいのほうが適していると思います。

よく汗のかく仕事場や運動時には手ぬぐいのほうが 水分を発散する分涼しいっていう効果もあります。一度試してくださいね

解りにくい 20番手・30番手の綿糸を使った手ぬぐい生地の種類

 

手ぬぐいの生地は一般的には「文」(ぶん)を使います。

 

この生地の幅は約34センチで綿糸の糸番手で言うと20番手(ばんて)単糸を使っています。

これは糸の太さを表す単位で、この数字が大きいほど糸の太さが細くなります。この数字が大きいほど上質の綿糸となり、糸の単価も高くなります。

この20単糸ですがどんな糸かというと よく使われるのが「タオル」普通のタオルは大概はこの20番手の綿の糸を使用します。

 

よく目にするタオルはほとんどがこの20番手の糸を使ったものが多いのです。吸水性や手触りを兼ね備えたちょうどいい綿糸の太さがこの辺りということでしょうか・・・。

この糸を使ったものが「文」です。

昔からある手ぬぐいはほとんどがこの「文」を使用しています。ざっくりとした感じでそれでいて何度も洗濯して使っているとしっとりと馴染んできます。適度なコシと滑らかさがある感じです。

 

もう一つ使われる生地に「岡」(おか)があります。

 

この生地は、幅35センチで糸番手で言うと30番手。「文」より糸は細くなってますのでその分生地がなめらかな感じで仕上がっています。

この生地は、昔の人は「浴衣生地」って言って注文してたような生地ですのですので 「文」より生地目は積んだ感じです。

この様な特徴ですので「文」より細かいデザインや細い線を表現するにはこちらの「岡」のほうが綺麗に仕上がります。

「文」では刺さりがちになるデザインでも「岡」の方が綺麗に表現できるようです。

 

あとは、「特文」「特岡」があります。

 

それぞれの生地の特別に良い生地という意味で「特文」「特岡」です。まず「特文」ですが文と同じ20番手の糸を使います。

しかし生地をしっかり織るように目を積んで作成します。これによって20番手の綿糸のしっかりとしたモチ感が出ます。30番手の岡よりズシッとした感じに仕上がっています。

生地幅も36センチとなりますので 今回弊社で作成した「手ぬぐいマフラー」http://kanno.thebase.in/ も、この「特文」を使用しています。

糸は「岡」より太いので染めるときには「文」生地同様の注意が必要となります。

 

「特岡」は30番手の糸をしっかりと織った生地となります。「特文」と同じように生地目は積んています。

これは好みですが 仕上がりはボテッとした感じとなり、手ぬぐいとして使用するには上質すぎる感じがします。

 

これ以外にも生地の種類はたくさんありますが、手ぬぐいとして使用するには この4種類が多く使われます。

わからないことが有りましたら、フリーダイヤルからお問い合わせください。