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本染め手ぬぐいの歴史とオリジナル手ぬぐいの機能性について

手ぬぐいは昔 本染めでしか柄をつけることできませんでした。
柄自体も単色が多く、一般的にいう古典的な柄がほとんどでした。
富士山であったり ききょうのがらであったり 蛇の目のがらであったりと、
その時代であった生活の一部が空になって表現されたりしていました。

 

使い方としては、ほとんど今のタオルと同じ扱いで手拭に使ったり

風呂に入るときに使ったりしていました 。

吸水性もよく、すぐに乾くというのが特徴で今のタオルよりも、重宝されているように思います。

野良仕事等で腰に置くぶら下げて作業してるの映画でよく見かけます。

このように生活の一部として使われてたのが手ぬぐいです。

 

昭和にはいり、プリントという方法が使えるようになりました。

 

プリントは本染めと違い、いろいろな色をつけれるようになりました。
カラフルなデザインをつけたり、色と色とをぶつけたようなデザインも手軽につけれるようになり今までに無い明るさが加わりました。

 

ただ問題が一つあります。

水をよく吸わないっていうことです。
本染めの場合は、手ぬぐいにしみ込ませて染める方法ですので、面本来のやわらかさや給水せ使いやすさ明日行いません。

プリントの場合は、表面にリンクをつけてがらを出すのでどうしてもリンクのついたところは、水分を吸収しません。

全く吸わないことはないのですが、本染めを使っているとこの差は歴然です。

 

本染めとプリントの一番の違いは、この吸水性。

デザイン重視の場合はプリントをおすすめしますが、機能を重視する場合本染めて作ることをおすすめします。

 

注染の手ぬぐいの染工場の製作環境と手ぬぐいの糊付けの工程動画

本染め手ぬぐい

 

染工場の環境 特に悪いです。
チョット前なら3Kって言われていた職場です。

危険
汚い
きつい

危険はそんなにでもありませんが、好きでは無ければ出来ない職業です。

それは、水を沢山使う仕事だからです。

夏場はいいように思いますが 水を使うだけで、暑さは避けられずクーラーを使うことができません。

何故かというと、手ぬぐいの防染につかう糊が乾燥するからなのです。

乾燥すると糊が必要以上に固くなったりしてうまく防染で来ません。

それも染色ですので、手は黒くなるし・・・・・

冬場は冬場でこの手ぬぐいを洗う水のせいで寒く 豆腐屋さん並みに水の中に手を入れて出来上がった手ぬぐいを洗う作業をしますので、ゴム手袋をしているというもののとっても辛い仕事となります。

それに1日中たってする仕事がほとんどで 座ってする作業は、手ぬぐいを整理してはさみを入れる時くらい。

こんな劣悪な環境で職人さんたちはあの素晴らしく綺麗な手ぬぐいを作ってくれます。

実際の糊付からの工程を動画で見てもらったら解りますが、こんな状態の手ぬぐいがこんなに綺麗になるなんて!って感動モノです。

こんな染料からこんな綺麗な手ぬぐいが!

この技術ホント凄いとおもいます。

絶対なくしてはならない日本固有の技術です。

 

本染め手ぬぐいの乾燥の工程の解説とその動画

今度は乾燥しなければなりません。

先日紹介したこの洗いの工程・・・生地についた糊をきれい に洗い落とす工程ですがホント水をたくさん使います。

ここで洗ったあと大きな脱水機であらかたの水分を落として乾燥へと移ります。

スクリーンのプリントの 場合では溶剤を使うこともあって強制的に温風で乾かしますが本染めの場合はシンナー系の溶剤も使いませんのでそのまま乾かします。

これが乾燥しているところです。

 

手ぬぐいの乾燥

その他の注染手ぬぐい製作工程の動画は本染め手ぬぐいのページをご覧ください。

一般的な染工場ではこのように天井から垂らして乾燥します。天井は高く高所恐怖症の私は無理ですが・・・職人さんたちは天井にかけた柱に一枚づつ垂らして乾かします。

こ の時 天気が良いとすぐ乾くのですが 雨だとなかなか乾きにくく・・・納期は天候に左右されます。

このあと 半乾きの状態で整理の工程に入ります。ここではシワを無くすために生地を伸ばして一枚づつカットしていきます。

なので半乾きじゃないとシワが伸びないのです。

ホント手作りですね。

 

中国では作れない職人の経験と技術が肝になる注染手ぬぐい

日本の技術を海外に持って行って安く生産する・・・。

 

そんな風潮がここ何年って続いています。タオル業界だけでなくどの業界でも中国を意識した生産を考えていますよね。

 

で もこの本染め・・注染ですが、中国のように大量に同じ物を生産して販売する形態には向きません。

注染の 繊細な色あわせも凄いところです。

その時の外気温度や湿度染料を溶く時の水温によっても色の発色が変わります。

これを職人さんの経験で色を付けていきま す。機械が勝手に染色するのではありません。

 

経験が必要なのです。

 

なので同じ物を大量生産は出来ません。

別の言い方をしますと沢山注文したからって工業製品のように価格が下がるわけではありません。

逆に別の仕事が出来なくなるって理由で断られることもあるくらいです(笑)

このように経験が必要になりますので 一人前の職人になるには時間が必要です。

 

それと中国で製造ができないもっと大きな理由・・

 

それは、中国で作るほどの需要が無いって事。もっともっと手ぬぐいが欲しいってお客サンが増えれば中国製品も出てくるかなってところですが、何十年も掛かって培った経験値は他国の職人さんには巻けないと思います!!