今治タオルがコンビニでも定番に?


 

先日、コンビニに立ちよったときのことです。

 

何気にハンカチなどを売っているコーナーにさしかかったとき、
目の前の光景を見て「おお!」と思わず声を出してしまいました。

 

なんと売られているハンカチがすべて「今治のタオルハンカチ」だったのです。
それも1種類でなく4~5種類も売られていて、タオル地の物から
従来のガーゼハンカチのようなタイプまでそろっていました。
確かに最近「今治のタオル」は人気が出てきていますが、
まさか大手コンビニがすべて今治タオルになっているとは思ってもみませんでした。

 

しかもそのコンビニ、四国でも関西でもなく、東海地区のコンビニなんです。

 

東海地区の人にとって今治はおそらく馴染みのない地域でしょう。
それにも関わらず、すべて今治のタオルハンカチにするというのは
大手コンビニのデータ分析力の賜物なのでしょうか?

 

ここまで今治のタオルハンカチに注目が集まっている理由として、
男性もタオル地のハンカチを使うことが増えてきたということがあると
思います。
それに輪をかけて、やはり今治の製品は良いということです。

 

以前もお伝えしましたが、泉州ではタオルを作るときは生地の元になる綿糸の
強度を出すため、糊づけをしてから加工をします。
この状態で作られたタオルは糊がついているため、元々の生なりの色を
していて、よくあるタオルのように白くありません。
そのため出来上がってから糊を落として白くしていくのですが、
この手法を「後晒し」といい、大阪の泉州でよく使われています。

 

これを今治タオルに対抗して「泉州タオル」と言っています。
泉州タオルも吸水性やその他諸々の基準をつけてこれにそうようにタオルを
制作しています。

 

これにより、工業組合が泉州タオルというお墨付きをつけて「泉州タオル」と
いうタグを付けて売るわけです。

 

これに対し今治のタオルは、先に綿糸を晒して白くする加工を施し、
そこに糊をつけて織り上げていく「先晒し」という手法使います。

 

先晒しのタオルは出来上がりがほぼ完成品に近い状態になりますが、
糊を落とさなければならないため、ていねいに何度も洗う加工を
行うのです。
この糊落としの加工を「後処理」と言い、この後処理をきっちり行わないと
糊がタオルに付いた状態となり吸水性の悪いタオルに仕上がるので丁寧に
糊を落とします。

 

こうやって手間をかけた分、吸水性や耐久力にすぐれ、肌触りのよい今治のタオルが
出来上がることになります。

 

タオルといえば100円ショップでも買うことが出来ますが、ほとんどが海外などで
安く作られているため、粗悪な糸を使用していたり、洗いなどの工程を省いていたり
しますので、肌触りも吸水性も悪く、すぐにダメになってしまう粗悪な商品が多いと
いうこともあります。

 

私は昔から今治のタオルの素晴らしさを痛感し、それを伝えてきましたので、
こうやって大手コンビニでも今治のタオルが認められたということはとても嬉しい限りですね。

 

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