猫だましと時代の流れ


神野哲郎
オリジナルタオル オリジナル手ぬぐいの神野織物CEO

from 神野哲郎

 

 

2015年大相撲九州場所10日目、その事件は起こりました。

 

 

ただ一人全勝街道を走る横綱白鵬と関脇栃煌山との取り組みでなんと横綱白鵬が猫だましをしました。
しかも二度もです。

 

 

ご存知の方も多いとは思いますが、猫だましは、取り組みの際に相手の前で柏手を叩き目くらましをするという技です。

 

 

どちらかというと、小兵の力士が自分より体の大きい力士と対戦するときに使うイメージがあるのですが、まさか横綱がやるとは!ということでビックリされた方も多かったと思います。

 

 

北の湖理事長はこの取り組みに対し、「横綱のやることではない」と苦言を呈してはいましたが、ルール上は反則ではありませんので、白鵬に落ち度は何もありません。
でも確かに
「横綱らしくない」
と言われればそれもそうだと思います。

 

 

ちなみに当の白鵬は
「効き目があるかどうかやってみたかった」
と言っています。これも正直なところでしょう。
また一方で、栃煌山を苦手としていましたから、何か作戦はないか?と考えたのかもしれません。

 

 

考えてみたら日本の国技と言われた相撲も番付の上位は外国人ばかり。
相撲に対する考え方や取り組み方が変化をしていっても仕方はないでしょう。

 

 

これは良し悪しではなく、時代の流れだと思います。
タオルが入って来たことにより、手ぬぐいが減ってしまったのも似たようなものです。

 

 

世の中はどんどん変わっていきます。

 

 

生き残るためには、たとえ国技であとうとも少しずつスタイルを変えないといけません。
これは何も外国人力士が増えたということだけではなく、観客側の日本人のライフスタイルや考え方も変化してきていますから、当然といえば当然です。

 

 

タオル業界においても、手ぬぐいだけでなく日本製タオルも危機に面したことがあります。
そのとき生き残るために海外生産の道を選んだり、オリジナリティのある商品を選んだりして変化に対応してきました。

 

 

そうすることで今度は今治タオルのように逆に日本製であることを武器にすることが出来るようにもなりました。

 

 

相撲も人気がなければ存続できません。
なので外国人力士が増えるのもしょうがないし 横綱が猫だましをするのも、話題性ということではそんなに悪くないのかな?と思います。

 

 

あとはこの現状を打破する日本人の横綱が一日も早く生まれてくれればいいのです。

 

 

ちなみに白鵬はこの翌日堂々の横綱相撲で白星を挙げてます。この辺がさすがです。

 

 

 

 


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