本当に欲しいもの


神野哲郎
オリジナルタオル オリジナル手ぬぐいの神野織物CEO

from 神野哲郎
吹田の事務所から

 

 

今日はチョット真面目な話。

 

 

私には昔からお付き合いしている人で、三重の川本さんという男性がいます。
職業はメンタルコーチ。主にうつ病や不安症の人のメンタル面でのサポートをされている方です。
その川本さんがこんな話をしてくれました。

 

 

「神野さん、最近若い駆け出しのコーチにこういう質問をするんです。
「コーチって何をする人ですか?」って。
そうすると「質問する人です」「可能性を引き出す人です」とか「最後まで寄り添う人です」「応援する人です」という答えが返ってくるんですよ。

 

 

まあ、確かにそれも間違いじゃない。
でも、根本的なことが違うと僕は思うんです」

 

 

「僕はコーチというのはクライアントの問題や課題を解決する人だと思っているんです。質問とか寄り添うとか引き出すというのはそのためのスキルであって、核心ではない。だって問題を解決できないのってプロじゃないですもんね」
この話を聞いて、あー確かにそうだなと思いました。

 

 

これは何もコーチという職業に限ったことじゃないのです。
商売をしている人、全員に言えることやと思うんです。

 

 

お客さんはコーチングが欲しくて来ているんじゃない。
自分の課題を解決したくて来ているんです。

 

 

よく聞くのが音楽CDの話。
音楽を聞きたくてCDを買うのであってディスクを欲しいから買うのではないのです。
神野織物でもそれは同じで、お客さんは手ぬぐいやタオルを買いに来る訳だけれども、本当はタオルや手ぬぐいそのものが欲しいのではなくて、それを使って問題を解決したいわけです。

 

 

顔を洗うときに使ってさっぱりしたいとか、チームを仲間と応援するためだとか、ギフトのためだとか・・・・。
もっと言えば、タオルを使ってチームを応援して目立ちたいとか、手ぬぐいをギフトで贈って洒落たものくれたなって思われたいとかです。

 

 

コーチングがどうこう、タオルや手ぬぐいの品質がどうこうというのは当たり前のことであって、お客様には関係ないことなのです。

 

 

この辺りを勘違いして変なことにこだわってみたりするとまったく相手にされないような手ぬぐいが出来上がるってことになるのです。
まぁ、たまたまうまいことお客さんの隠れたニーズに当たることも有るでしょうが大概は失敗ってことになると思います。

 

 

おそらく世の中のうまく行っている会社は、これに近い感覚を持っていると思います。
逆に私たち物を作って提供している立場だとこういうことをついつい忘れてこちらの都合をお客さんに押しつけがちです。気を付けないといけません。

 

 

また このような「隠れたニーズを提供する」ということも同時に意識する必要があるなあと思いました。
どれもこれもお客様の「困った」であったり「嬉しい」をサポートすることにつながりますからね。

 

 

PS 古典柄の手ぬぐいをさっと出して使ってたら何使ってんだろう?オシャレ~って思われるやろな・・・って勝手に思って使っているのは俺だけかな?

 

 

 

 

 

 


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