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ビビる! 冷凍食品のお好み焼き

神野哲郎
オリジナルタオル オリジナル手ぬぐいの神野織物CEO

from 神野哲郎

 

 

私も関西人なので、粉モンにはちとうるさいかもしれません(笑)
タコ焼きはもちろんのこと、お好み焼きにも、もしかすると他の地方の人よりは思い入れが強いかも?

 

 

個人的にはお好み焼きより、キャベツたっぷりの広島焼きが好きなんですけどやっぱり粉モン繋がりでこのキャベツのシナリ具合が・・・なんて思ったりするんです。これが思い入れ?かもですね♪
当然 広島の人も同じくらい強い思いを持って見えると思います。

 

 

なので、お好み焼きの味にはやっぱりチョコっとうるさいのです。

 

 

コンビニやスーパーで売っている冷凍食品のお好み焼きは、ありえへん選択やと思っていました。
思っていました・・・ということは今はそうではないと言うこと。
実は以前テレビで、冷凍食品の人気ランキングというのをやってまして、そこで某メーカーのお好み焼きが1位になっていたんです!

 

 

更に他の番組でも取り上げられていて、その工場の工程もテレビで公開していました。
その光景にはちょっとびっくりしましたね。
なんとお好み焼きの記事を機械がコテで成形していたんですよ。
メーカーの人いわく、「職人の手の動きを研究して、そのままロボットで 再現したそうです。

 

 

あまりにもテレビでの評判が良かったので、物は試しと思い買ってみました。
そして電子レンジで「チン!」としてみて、食べてみたところ

 

 

「これ、メッチャうまいやん!」

 

 

そうなんですよ。とても冷凍食品とは思えないくらい美味しいんです。
生地もふっくらしているし。
正直驚きました。そして「これはアリや!」とも思いました。
数年前に食べたたこ焼きとは大違い!
メッチャうまいのです。

 

 

それにしても職人の細かい動きでさえ、今のロボット技術を持ってすれば 再現出来てしまうんですねー。
日本の技術ってほんますごいです。

 

 

職人と言えば、手ぬぐいの本染めというのがありますが、これは私が思う限りではロボットでの再現は難しいかな?と思います。

 

 

なぜなら、染料の化学反応によって作られるものですから、気温や湿度、生地の状態によって微妙に変わってきます。
職人さんはこれまでの自分の経験やカンを元に、生地を染め上げて行きますが、当然ながらバラつきがあります。同じ調合で紺色を染色しても染めるごとに色目が若干変わってくるのが 一点ものとしての本染めの良さでもあるので す。

 

 

それこそが本染めの味ですから、ここを失くすとかなり残念な感じになります。

 

 

確かに冷凍お好み焼きのように、品質が一定していた方が良い物もあるとは思いますが、逆に「ひとつずつ違うことを味わう」というのも大切に残していきたいですね。
ただ、今の本染めを忠実に再現するロボットというのも見てみたい気もします(笑)

 

 

PS それにしても、冷凍食品の種類の多さにはびっくりです。
焼きそば スパゲッティなんて当たり前で、大判焼きってのも有ります。
今度は、これはないやろ~のオムライス食べてみます!

 

 

 

さっと拭くだけで綺麗に水分吸収! 職人魂が光る本染め手ぬぐいの魅力

 

職人魂」という言葉が好きです。なんか「命をかけている」というか「プライドを持って仕事をしている」って感じがするのが好きなんですね。
先日もそんなエピソードを聞きましたので、ちょっとご紹介させていただきますね。

 

自営業をされているYさんという男性がいらっしゃいまして、そのYさんがとても大切にしていた腕時計が動かなくなってしまったそうなんです。

 

その時計は外国製の時計で一般的な電池式のものではなく、ゼンマイで動く機械式の時計で、ご本人が脱サラしたときに奥様からプレゼントされた大切なものだったそうです。

 

困ったYさん、早速近所の時計屋さんに持っていったところ、

 

「メーカーに送って、分解掃除をしながら部品交換になりますね。金額は正式に見積もってみないとわかりませんが、大よそ7~10万円くらい見ておいてください」
と言われたそうです。

10万円!?!?

 

ある程度の出費は覚悟していたものの、さすがにその金額は厳しいなあと思ったYさん、他の時計店も当たっては見たのですが、答えは同じでした。

 

「やっぱり仕方がないのかなあ」とあきらめかけていたそのとき、たまたま買い物に訪れたデパートに「時計修理専門コーナー」があるのを見つけます。

 

ダメ元で行ってみたところ、60~70歳くらいの男性が対応して下さったそうです。
状況を説明し、時計を手渡したところしばらく触ってみて

 

「リュウズが軽いようなので多分ゼンマイが切れていると思います。メーカーに送ってもいいですけど、私どもでも修理をさせていただくことも出来ます。その場合、メーカーよりは少しお安く出来るとは思います。」

 

と言われ、とりあえず見積もりのために時計を預けることにしたそうです。
後日、電話があり、

 

「やっぱりゼンマイが切れていました。こちらで修理の場合、5万円ほどでさせていただけます がいかがしましょうか?」
とのことだったそうでYさんは即決で「お願いします」と答えたそうです。

 

Yさんがそのお店に決めた理由は金額のことよりも「この人なら大丈夫」と感じたからだと言います。担当の方の職人魂を感じたのだと。

 

弊社の製品の中にも本染め手ぬぐいというアイテムがあります。

 

これは職人が手作業で染めていく手ぬぐいでそのときの気温や天候などを読み取り、職人の技で仕上げるというものでまさしく職人魂を感じることが出来る一品です。
染料を注ぎながら染める注染という技法で作られた本染手ぬぐいは 一枚一枚表情が変わるのが特徴です。

20枚程度の生地を 一度に染め上げるのですが、染料を注いで染めるので当然一枚目と最後では染まり具合は変わってきます。

若干表情が違うのです。

このことを業者さんなどは「手ぬぐいの良さ」って言っていますが職人は本当のことをいうと紙の上にプリントするようにきっちり染めたいと思って注染しているのです。

しかし・・・   実際はこのような理由からきっちり染まらないのが現状なのです。

展覧会に出すような工芸品として作成するのでしたら一枚づつ染めるでしょうが規格品として染める場合はこうなってしまいます。

でも、職人が作る手ぬぐいは単にその製品に味があるとか、特別感があるというだけでなく、ちゃんと綺麗に染め上げたい!と思うその魂も反映されていると思います。

 

ぜひ本染め手ぬぐいを手にとって、職人たちの魂を感じてみてください。