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「プロフェッショナル仕事の流儀」的な神野のタオル・手ぬぐいに対する姿勢

 

NHKの人気番組のひとつに「プロフェッショナル仕事の流儀」というのがあります。

 

たまに見ることがあるのですが、各界の第一人者と呼ばれる人たちを取り上げている番組で、
見ていて毎回感銘を受けることばかりです。
この番組の凄いなあと思う点は、有名人ばかりではなく、うなぎ職人や農家、居酒屋の店主など、どちらかというと私たちにちかいような人も取り上げているところです。

 

この番組に出てくる人たちはやはり自分の仕事に対して探究心を持ち、ひたすらやり続けてきた
実績を持っていらっしゃいます。

 

当社も繊維不況や時代の流れなどから廃業していく同業者が多く出た中、おかげさまでこれまで頑張って来れたのも、やはり探究心とやり続けることができた継続力の賜物だと思っています。

 

商売でよくありがちなのが、儲かったときに拡大路線に入ったり、別の業態へ進出してみたりして失敗するケースがあります。また逆にうまくいかないときに、別の業種へ鞍替えするというケースもあります。

 

経営ということを考えれば、それらは決して間違いではないのかも知れませんが、私たち神野織物がこうして商売を続けさせていただいている理由としては、うまくいったときに拡大路線に行ったり、多角経営をしなかったことと、しんどかった時代にも仕事を変えずにひたすらタオル制作に没頭したことではないかと思います。

 

本業に没頭することで、お客様や時代が何を望んでいるのか、どうすれば高品質でローコストのタオルや手ぬぐいが提供できるか、また若い世代の方々に、どうやって手ぬぐいや風呂敷の価値を伝えていくのか、そこに専念出来たことが今の神野織物の姿につながっています。

 

以前テレビであるアパレルメーカーの社長が
「海外生産に頼るのではなく、日本の技術だけで良い品を作りたい」
という志のもと、職人さんたちを説得し、工場と一緒になって素晴らしい商品を作り続けているというのを見たことがあります。

 

形は違いますが、私たちも同じようなことに取り組んできました。

 

ほとんどが安い海外生産にシフトする中、泉州や今治の職人さんや工場のみなさんと一緒になって、「良いタオル、手ぬぐいを出来るだけお値打ちにお客様にお届けする」という思いで頑張ってきました。

 

プロフェッショナルを見ていて「やはり自分のやってきたことは間違っていなかったんだなあ」としみじみと実感することがあります。

 

最後に番組では出演者に「プロフェッショナルとは?」という質問をしますが私なりのプロフェッショナルとは「お客様の声に耳を傾け、常にお客様の味方であること」です。

 

今回はチョット真面目なお話でした。