カテゴリー別アーカイブ: 注染

お中元シーズン

神野哲郎
オリジナルタオル オリジナル手ぬぐいの神野織物CEO

from 神野哲郎

 

 
夏を迎えると、我が家でも話題になるのが「お中元」。
日頃お世話になっている方にご挨拶も兼ねて、心ばかりのものをお送りされる方も多いと思います。

 

 
最近は、お互い忙しいことも多いのと、流通の進化もあってついつい宅配便にお願いしてしまうのですが、本来であれば、ご訪問して感謝を述べながら手渡ししたいものですね。
昭和初期はそんな風景がたくさん見られました。

 

 
お中元とお歳暮、人とのつながりを大切にするいかにも日本人らしい風習のひとつです。年賀状もそうかも知れません。

 

 
ただ、メールの普及で年賀状も随分減っていると聞きます。
もしかすると、もしかするとお中元やお歳暮も昔に比べると減ってきているのかもしれないですね。

 

 
そのお中元なのですが、毎年毎年のことなので、贈る品物が似たようなものになってきてしまいませんか?

 

 
デパートの催事場に行っても、定番の品ばかりです。
お中元だと、そうめんや水羊羹、ビールやジュースかな?
お酒の好きな人にはビール。私のような甘党にはゼリーやクッキーなんてのが多いように思います。

 

 
最近カタログギフトもありますが、ちょっと味気なく感じるので私は利用しませんが・・。

 

 
こんな風に、どうしても贈るものとしては「無難なもの」になりがちですが、せっかくだから、感謝の気持ちとサプライズ要素も込めて、風呂敷や手ぬぐいに包んでお送りするというのはどうでしょうか?

 

 
昔は、風呂敷につつんで直接お届けしていたもの。
今は宅配便に変わったかもしれないけど、それだけに包んで贈るというのもおしゃれな感じがしませんか?

 

 
生地の分、予算的には増えてしまいますので 毎年というわけにはいかないかも知れないですが、こういう年があってもいいと思います。

 

 
ちなみに、企業やお店をされている方は、名前入りのオリジナル
風呂敷を使うことが多いようです。
お中元やお歳暮だけでなく株主総会なんかでも使用します。

 

 
ある程度の枚数を作っておくことで、コスト的にも抑えられますし、包装紙と違ってお客様の手元に残ります。
再利用もしていただけますし、宣伝効果にもつながります。

 

 
また、お中元やお歳暮の包装だけでなく、記念品として風呂敷や手ぬぐいをそのままお渡しするということもありです。

 

 
当社でもオリジナルの風呂敷を取り扱っております。

 

 
手ぬぐいの影に隠れがちな風呂敷ですが、名前だけでなくデザインも凝ることが出来ますので、お気軽にお問合せくださいね。
フリーダイヤル 0120-941-011

 

 

野外フェスティバルに欠かせない物

神野哲郎
オリジナルタオル オリジナル手ぬぐいの神野織物CEO

from 神野哲郎

 

 
夏場になると、全国各地で野外コンサートが開催されます。
大きなところでは、FUJIロックがあります。
毎年、すごい動員です。
あとサマーソニックなんかも有名ですね。

 

 
そういうメジャーなイベントだけでなく、本当に町おこし的なものまで結構な数になると思います。

 

 
音楽的に言うと、野外なのでリスクは大きいんですよね。実は。
音響効果が良くないし、なによりも天候に左右される。
台風などの影響で、中止ということもありえるわけです。

 

 
それでも野外フェスティバルは開催されます。
それは野外でしか味わえない魅力がありからでしょう。

 

 
大空の下という開放感が一番なのですが、なんとなくコンサートというよりお祭りみたいな雰囲気もありますね。

 

 
会場によっては、周囲に露店が出たりすることもあるし、バーベキューエリアを設けている場合もあるようです。
バーベキューを楽しみながら、ライブに参加するというのもこれまた普段とは違う楽しみがあります。

 

 

フェスではないですが、浜田省吾さんの野外ライブではバーベキューエリアがあると聞いたことがありますし、海外の野外コンサートではちょくちょくある話のようです。

 

 
こういった野外フェスティバルも、やっぱり冬場とかは難しいでしょうし、イメージ的にも真夏の方が似合っています。

 

 
ただそれだけに、野外フェスティバルで気をつけなければならないのが熱中症対策です。

 

 
炎天下で、ライブに熱中しているうちに、体調不良になるという危険性がどうしても高くなってしまいます。
そうならないためにこまめに水分補給するとともに、体温が上がり過ぎないようにする工夫も必要になってきます。

 

 
そこで、私が個人的にオススメしたいのは、手ぬぐいです。
手ぬぐい屋だから絶対言いますが手ぬぐいです!

 

 
手ぬぐいを水に浸して、首に巻くだけでも違いますし、手ぬぐいはすぐに乾くので、水に浸して使うことでひんやりとした状態を作りやすいです。

 

 
タオルの場合は、手ぬぐいに比べて乾きが悪いので、しばらく使うとぬるくなって かえって蒸すような感じになってしまうというデメリットがあります。

 

 
手ぬぐいはかさばらないので、ハンカチがわりにポケットに入れておけるというメリットもあります。

 

 
最近はカラフルな手ぬぐいも増えていますから、日中はバンダナのように頭に巻いて直射日光をさえぎることも出来ます。

 

 
折角のライブが残念な思い出にならないためにも、ぜひ手ぬぐいを一本、ポケットに忍ばせておいてくださいね。

 

 
PS タオルでは、フード付きタオルというのもあります。
タオルにフードが付いていてかぶるタイプになります。
これで、直射日光を遮るというものです。
これと手ぬぐいを持っていれば最強です!
フリーダイヤル 0120-941-011

 

 

こだわりの一品

神野哲郎
オリジナルタオル オリジナル手ぬぐいの神野織物CEO

from 神野哲郎

 

「こだわりの一品」というのを持ってる人がいます。

 

そんな難しい事じゃなくっても、これが好きなんやな~ってのを持っている人。
服ならこれ、靴からこれ、カバンは・・・時計は…。とか。

 

私の友達もクラブはやっぱりこれやないと!ってゴルフのクラブですが、何度も買い替えて使っています。やっぱこれやで~何て言いながら使っています。凝り性の飽き性なんです。
横向いているそこのTさんあんたです!!

 

なんやかや理由をつけて新しいのを買っています。

 

車とか単車なんかもそういうのありますね。
やっぱ、趣味の物ほどこだわっちゃいます。
売れている車ではなくて、自分が好きな車ばかりを乗り継いでいる人。

 

一昔前の日本は、どちらかとうと「みんなが持ってる」と
いうのが選択の基準でした。
自分に自信無いから安心したんでしょう。

 

車ならカローラ、サニー、電化製品ならパナソニック。
今は違います。
確かにトヨタは売れてはいるけれど、外車に乗る人も増えたし、スバル、マツダも人気車種があります。

 

みんなが、自分の選択でものをチョイスしてもいいと思えるようになってきています。

 

これは良い事やと思います。
やっと日本人も外人みたいに自己主張が出来るようになってきたんやなって感じます。

 

そんななか、世界に二つとないものを持ちたいって人も増えてきています。記念日とかけじめや区切りの日に、皆さんにお渡ししたいってことで、作製する人が多くなってきました。

 

いわゆるオーダーメイド 別注の世界です。
高価なものだけではなくて、手焼きの器や本染めの手ぬぐいでもオーダーで作れるので、それこそ一個一個が微妙に違います。

 

手ぬぐいでは、本染め(注染)手ぬぐいは、職人さんが手作業で染めあげて行きます。

 

本染め(注染)は、機械によるプリントとは違い、生地の裏まで染料が染み込むため、独特の滲みや風合いが出るという特徴があります。

 

それにより、たとえ同じデザインであっても、本当に一枚一枚出来上がりに違いがあります。

 

そして本染め(注染)手ぬぐいは、職人さんの経験と勘により
温度や湿度、天気の変化などを確かめながら微調整するので、それこそ一枚ずつ職人さんが心を込めて作り上げたものです。

 

実際に本染め(注染)手ぬぐいを手にされたお客様からも

「引き出物に使いましたが、質の高さが好評でした。」
「思ったより仕上がりが良かった。」
「希望の色よりも出来上がりの色の方が良かった。」
「考えていたよりも断然仕上がりが良かった。」

といったお客さまの声も頂いています。

 

手作業の部分が多い製品は、やはり職人の腕 工場によって差が出てくると思います。

 

本染め(注染)も同じで、私が「この人たちなら大丈夫」と信頼している工場にだけお願いをするようにしています。
それが結果としてお客様に喜んでいただけるものとして仕上げっていると思います。

 

本染め手ぬぐいは、使いこむことで色落ちします。
これがまた、手作りの本当の良さを表現してくれています。

 

普通の工業品のように「使いこんだら捨てる」のではなく
使いこんでからも味がでる。
まさにこだわりの一品です。

 
PS こだわりの工場で作成した手ぬぐいは、あなたが考えているよりリーズナブルに仕上がります。
お客様の声をご覧になり イメージを膨らませてみてください。。
http://www.kanno-tenugui.com/somevoice.html

 

 

手ぬぐいの染め方 いろいろ

神野哲郎
オリジナルタオル オリジナル手ぬぐいの神野織物CEO

from 神野哲郎

 

 
今日は手ぬぐいのプリント本染め(注染)に使われる染料の説明をしようと思います。

 

 
プリントの場合、顔料と染料の2種類ありそれぞれの特徴があります。

 

 
顔料の特徴は、顔料インクを手ぬぐい生地の上に載せているだけと思っていただけると良いのですが、綿本来の吸水性が損なわれます。
※色落ちを防ぐバインダーが乾燥すると硬くなるのでこうなります。
※顔料プリントの写真

 

 

 

 

 

 

 
染料のプリントでは生地に染料をしみこませていきますので 出来上がりは柔らかく顔料に比べて吸水性は損ないません。
※染料プリントの写真

 

 

 

 

 

 

 
どちらの場合も、インクの裏通りは少なく裏表ははっきり出ます。

 

 
色落ちの度合いは、一般的に顔料インクの方が多いと思います。
顔料プリントはプリントの後、乾燥だけで仕上げます。
一方、染料プリントは、プリントの後に余分なインクを落とす工程があります。このため色移りは少なくなります。

 

 
ところが、本染め(注染)は違います。

 

 
染料を注ぎながら染める「注染」という技法を使うので、裏通りはバッチリ 裏表なく仕上がります。

 

 
手ぬぐいを染める染料の種類は大きく分けて 硫化染料 ナフトール 反応染料 スレン染料 があります。

 

 
「硫化染料」は昔ながらの汚い色って言ったら言い方が悪いですが濃い色が得意です。赤や紺 黒などがこれにあたります。

 

 
「ナフトール染料」は、別名アゾ染料ともいわれています。
反応染料より発色が良く色が濃くなることから 昔はよく使われていました。この染料は発がん性物質で使用が制限されていますので、この頃はほとんど使われていません。

 

 
「反応染料」これは、綺麗に色に染めるのが特徴。薄いピンクや薄い黄色はこの染料を使うことが多いです。

 

 
そして 「スレン染料」これは特にグリーンや紫色に使います。
他の染料でもグリーンや紫をつけることもできますが、どうしても細かいニュアンスでスレン染料でないとNGのような場合に使います。この染料はほかの染料に比べて価格が高いので一枚当たりの単価も相当変わります。

 

 
そして 気になる色落ちについてですが、
硫化染料やナフトール染料は、色落ちがしにくく 反応染料は色落ちがしやすいという特徴があります。

 

 
薄い色や綺麗な色が色落ちしやすいという理由がここになります。

 

 
一般的に本染め(注染)の手ぬぐいの洗濯方法は、中性洗剤を使うのが適しています。
漂白剤が入った洗剤で洗うと、色が薄くなってしまいます。
特に反応染料では、白くなりがちです。

 

 
手ぬぐいに使われる染料の種類ですが、このように、いろんな特徴があるのが解ります。ご理解いただけたでしょうか?

 

 
染料の種類によって発色できる色や出せない色もあります。
このあたりは、打ち合わせの段でお問合せ頂くのが間違いありません。

 

 
PS 次回は、プリントの場合と本染めの場合のデザインの特徴。染めることの出来ないデザインについてお話しようと思います。

 

 

武士道と剣道手ぬぐい

from 神野哲郎

神野哲郎
オリジナルタオル オリジナル手ぬぐいの神野織物CEO

 

 
先日テレビを見ていたときにこんなクイズが出ていました。

 

 
「剣道で一本を取ったあとに、それが取り消しになる行為があります。 それはなんでしょうか?」

 

 
答えは「ガッツポーズをしたとき」なんだそうです。

 

 
剣道ではそうした行為は敗者を侮辱することにあたるため、武士道に反するということから、ルールとして定められているそうです。

 

 
今の世の中、剣道は武道というよりもスポーツと捉える人も多いと思います。世界選手権での海外のナショナルチームの試合を見ても感じますね・・。

 

 
学校の部活は運動部ですから特にそうです。
決して「武士道を学ぶ場」ということではないのかも知れません。

 

 
それでも日本人が大切にしてきた「道」という思想が残されていることは少し嬉しい気がします。

 

 
実は、神野織物は剣道とは縁が深い会社です。
大阪府剣道連盟の賛助会員となっており、剣道連盟が主催する剣道大会には協賛企業として参加をしています。

 

 
その会場でお見せしているのが面手ぬぐいです。
この手ぬぐいにオリジナルデザインを施すという人が増えています。

 

 
道場や部単位でオリジナル剣道手ぬぐいとしてオーダーをお受けするのですが、そこには学校名であったり、自分を鼓舞したり、冷静になったりするための言葉が書かれています。

 

 
使われる言葉は、対戦相手に対してではなく自分自身に対しての言葉が多いようです。

 

 
よく「克己心」とか「無心」という言葉が使われます。
「不動心」というのも私個人としては好きなタイプです。

 

 
あと四字熟語もありますね。「交剣知愛」とか「明鏡止水」とか。
いかにも剣士らしいなあと思います。

 

 
私が好きなのが「堅忍不抜」と言う言葉。

 

 
以前にも話題にしたことがありましたが、元々意味を知らなかったので調べてみたら、

 

 

辛いことやどんなことがあっても決して心が動かさないこと。
という言葉なのだそうです。

 

 
なんか理想的な精神状態だと思いませんか?
特にリーダーやトップアスリートにとっては一番欲しい状況です。

 

 
言われてみれば、トップアスリートや企業のリーダーなんかはよくこれに似た言葉を口にしています。
その道のエキスパートの領域になると、やはりこの精神に辿り着くのかもしれません。
やもすると、楽しいことだけをすればいいみたいな風潮がありますが、その一方で堅忍不抜の精神で頑張っている人もいます。

 

 
生活の欧米化やIT化が進むにつれてこうした古い価値観がだんだん失われていきます。
他人はどうでも良くって自分さえよければ・・って気持ちが優先しているように思います。
これ欧米化っていうんですか?

 

 
なんか嫌な感じです・・。

 

 
日本人としては、この「道」を通じ、相手を思いやれる気持ちを大切にしたいと思います。
でも、こんなこと言ってると よその国に舐められるんかな・・。

 

 
PS ご希望の面手ぬぐい作りの相談は無料です(笑)
お気軽に聞いてみてください。
同じ担当者が最後までお付き合いいたします!
フリーダイヤル 0120-941-011

 

 

式年遷宮の意味

神野哲郎
オリジナルタオル オリジナル手ぬぐいの神野織物CEO

from 神野哲郎
吹田1Fの事務所から

 

 
少し前の話ですが、2013年三重県の伊勢神宮で式年遷宮という一大行事が開催されました。

 

 
マスコミなどでも大々的に取り上げられてたので、ご存知の方も多いとは思います。

 

 
式年遷宮とは、伊勢神宮の2つの正殿と14の別宮すべての社殿を20年に一度立て替える行事です。
伊勢神宮に行かれたことがある方はご存知だと思いますが、社殿の隣に空き地があり、そこが次の社殿の建設地になります。

 

 
つまりすぐ隣に立て直すわけです。
今、伊勢神宮に行くと遷宮後まだ2年ほどしかたっていませんから新築の建物ばかりということになるので真新しい感じがします。

 

 
この式年遷宮ですが、もう1300年も続けられている行事です。

 

 
そしてその大きな特徴としては、昔と同じやり方で立替作業が進められるというところです。
材木も人手によって運ばれます(確か川を歩いて運んでいたと思います)

 

 
この20年に一度の遷宮ですが、なぜやるのか?というのは諸説あるようですが、その中で私が「なるほど!」と思ったのが技術の伝承のためという説です。

 

 
ある職人がピークを迎え、そしてそれを弟子や子どもに伝えられるようになるまでが約20年間。
それにあわせて遷宮は行われているというんですね。

 

 
つまり「技術を絶やさないために」という意味なんだそうです。

 

 
その職人が若すぎると、伝承できる技も未熟になります。
かといってその職人が高齢すぎると体力面などで問題がある。
平均寿命が短かった大昔なら、もしかすると次の遷宮までの期間が長くなってしまうと、その職人が他界しているかも知れない。

 

 
こうして神宮に関わる職人たちのスキルは、正しい形で1300年もの間脈々と受け継がれて来たのです。

 

 
これはすごいことだなと思う一方で、技術を受け継ぐことの難しさやそこに生きる人たちの使命感・責任感を感じる気もします。

 

 
今、この世の中に存在しているもので、1000年後にほぼ形を変えずに、そしてやり方も変えずに生き残っているものはどれくらいでしょうか?

 

 
もしかすると自動車や家電なんかは、まったく違うものになっているかも知れないですよね。

 

 
古い伝統が素晴らしいとは限りませんが、それを残していこうと懸命に生き続けている人たちの存在は、私たちが本来大切にしなければいけない何かを伝えてくれているような気がします。

 

 
PS 手ぬぐいの染め方「注染」も江戸時代からの技法です。
世界にはない、日本独自の作り方です。

未来への歯車

神野哲郎
オリジナルタオル オリジナル手ぬぐいの神野織物CEO

from 神野哲郎
吹田1Fの事務所より

 

 
先日、久しぶりにNHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」を見ることが出来ました。

 

 
再放送だったと思いますが、そのときは
「世界遺産スペシャル世界に誇る日本の魂」ということで、日本料理人、和紙職人、文楽人形遣いの3人のプロが紹介されていたのです。

 

 
私はその中でも和紙職人の鈴木豊美さんが印象に残りました。

 

 
鈴木さんは岐阜県美濃市で「本美濃紙」の職人をされています。
本美濃紙は和紙の中でも美しく薄くて丈夫ということで、文化財の修復などにも使われているそうです。
なんでも、スミソニアン博物館でも使ってるとのことです。

 

 
鈴木さんは元々和紙職人を目指していたのではなく、たまたま嫁いだ家が和紙職人の家だったからだそうです。
しかも当時は和紙の仕事では食べていけないため、ご主人は会社勤めをしていたそうで、家業を存続させるために、嫁さんである鈴木さんが仕事を受け継いだそうです。

 

 
そこから30年。
ずっと本美濃紙を作り続けてきた鈴木さんの仕事に対する考え方が素晴らしかったんです。

 

 
「紙すきはずっと昔から誰かがやってきたことです。今 その中間に私がいて、こうして紙をすいている。これを若い人たちに残していかなきゃいけない。だからこの技術を残すために、未来への歯車に徹するんです」

 

 
この「未来への歯車に徹する」という言葉が心に響きました。
すごくいい言葉です。

 

 
私たちタオル屋もそうで、タオルは昔から作られてきました。
手ぬぐいなんてもっとそう。大昔 室町時代から受け継がれてきたものです。

 

 
気持ちに余裕がないと、「儲からないからやめとこ・・」「つまらないから・・・」って思いが強くなり辞めちゃうんですね・・。
でもちゃんと次の世代に渡していかないといけません。

 

 
そのために未来への歯車に徹する。

 

 
同じようなことは考えていましたが、改めて大切なことだと肝に銘じることが出来ました。

 

 
そして鈴木さんは、「紙すきを通じて次の世代の人と話が出来るのがちょっと楽しみかな」ともおっしゃていました。

 

 
仕事というと、どうしてもお金儲けというマイナスイメージを持つ人も少なくないと思いますが、こういうことも大事なのです。

 

 
やっぱり、会社として運営するには利益は大事です。
皆の生活が懸かってますもんね(笑)
利益を出せるような工夫をしながら、この余裕のある考え方ができれば一番いいのです。

 

 
PS 今では、会社を定年になったご主人が鈴木さんに弟子入りし、今は二人で仕事をしているそうです。
なんか心が温まる番組でした。

 

 

 

 

シン・ゴジラ

神野哲郎
オリジナルタオル オリジナル手ぬぐいの神野織物CEO

from 神野哲郎
吹田1Fの事務所から

 
この夏話題の映画といえば「シン・ゴジラ」でした。
私は見ていないのですが、相当評判高いようです!

 

 
「何回も見た」という人もたくさんいるみたいだし、ネタバレや感想を見てもみなさんこの映画を楽しんでいる様子がうかがえます。

 

 
ゴジラといえば私たちが子供のころの定番の子供向け映画でした。
だいたい夏休みあたりに新作をやってた記憶がありますね。
今でいうところのドラえもんやポケモンの映画と同じような感じです。
ゴジラVSギャオスみたいな 対決ものばっかでした。

 

 
男の子って怪獣とか恐竜好きですからね。強いゴジラも当然好き。
その子供たちが50代過ぎのオッチャンになっても、ゴジラは愛されてます。

 

 
そうそう。一度ハリウッドでリメイクされたとき(最初の方)、
出てきたゴジラがあまりにもイグアナだったので、大ブーイングってこともありました。

 

 
あれがあったから「ちゃんとしたゴジラ映画を作ろう」と東宝さんも思ったんじゃないですかね・・。
やっぱりゴジラのイメージってありますからねー。
一度出来たブランドを大幅に変えるというのはかなり難しいと思います。

 

 
その失敗に懲りてか、ハリウッド2回目のリメイクは、日本版ゴジラのイメージをしっかり残していましたね。
やっぱりゴジラはこうでないと!って感じで(笑)

 

 
で、今回のシン・ゴジラ。
ストーリーや映像を含め、色々と見どころはあるみたいですが、まあ私は見てないのでそれはさておいて、魅力のひとつに初代ゴジラのイメージをうまく残しつつ、まったく新しいゴジラ像を作り上げたというところらしいです。

 

 
これ、結構難しいのです。

 

 
これまでのブランドを大事にしすぎると変化がない。
かといって、変化に意識がいくとブランドが成り立たない。

 

 
老舗ブランドも同じように常にこの葛藤と戦っているように思います。
ルイヴィトン、メルセデス、フォルクスワーゲンなどなど。

 

 
自動車などは、ハイブリッドや電気自動車など、どんどん変化を遂げていますが、それでもブランドとしての価値は守られています。

 

 
こういった努力が企業の反映と存続につながっていると思います。
逆にいえば、この努力を怠った企業は淘汰されていくように思います。

 

 
大体、同じものが何十年って使われることってないと思います。
どんどん生活は変わっていきます。
当然、生活様式が変われば必要なものも変わってくるし、必要なものを供給できなければ、売れなくなってその会社は必要なくなります。

 

 
人間は同じものを作って同じ人に供給するのが一番簡単で楽なのでこれを繰り返そうと努力します。
営業努力とか営業力UPなどの研修で社員を教育します。
営業部隊としては大事なことです。

 

 
でも、私の仕事は神野織物の強みを残しつつ 変化を受け入れてどんどん新しいことにチャレンジして行くことだと思っています。

 

 
PS 手ぬぐいの販売のページができました。
600年の歴史のある古典柄手ぬぐいばかりを集めています。
http://kannojapan.com/

 

 

 

防災の日

神野哲郎
オリジナルタオル オリジナル手ぬぐいの神野織物CEO

from 神野哲郎
吹田1Fの事務所から

 

 

これを書いている今日9月1日は防災の日です。
この日は関東大震災が起こった日です。

 

 

大震災というと私たちはやっぱり阪神淡路だったり東日本だったり、今年の熊本ををすぐに連想してしまいますが、
私たちがまだ子どもころは、地震といえばやっぱり関東大震災でした。

 

 

実際に関東大震災が起こったのは1923年なのでもう100年近く前のことなんですが、こうして慣例的に生活の中で防災の日というのが生き続けているということは、地震大国日本にとって、それほど強い教訓になっているということなんでしょうね。

 

 

平成の世になって大きな自然災害がいくつか起こっています。
地震、台風、津波、大雨。
特にこれまで意識することがなかったゲリラ豪雨による被害など、これまでの常識では追いつかないことも多々起こるようになってきました。

 

 

こうなってくるとやっぱり万が一に備えるという心構えがとても重要になってきます。
備えるといえば、防災袋を常備するのが当たり前のように言われますが、用意されているご家庭ってどれくらいなんでしょうか?

 

 

サクッとネットで見てみたところ「30%」という数字が一番多かったように思うので、多分3割ぐらいでしょうか・・・。

 

 

これもおそらく実際に大きな震災に遭われた地域とそうでない地域で差があるでしょうから、保有率が少ないところもあると思います。

 

 

いつ自分たちが被災者になるかもしれませんから、用意出来る物は今のうちから用意しておかねばって話です。

 

 

これまで何度もお話していますが、災害時にはタオルと手ぬぐいがとても便利なんです。

 

 

まずは避難所生活になってしまったとき、なかなかお風呂やシャワーというわけにはいかなくなってきます。
そんなときにタオルを水に浸して体を拭くだけでも随分違います。
また、寝るときに枕のかわりになったり、毛布のかわりに使ったりも出来ますし、枚数があればクッションにもなります。

 

 

手ぬぐいは布巾の代わりになります。
食料を包んだり、自分のスペースをちょっと水ぶきしたりできます。
非難時にケガをしてしまった際には、包帯代わりとして応急処置にも使えます。手ぬぐいは先端が切りっぱなしになっているので、
手で裂いて使うことも出来ます。

 

 

更に手ぬぐいは洗って干せばすぐに乾きます。
そういう意味では、汎用性が高いアイテムになると思います。

 

 

そしてタオル手ぬぐいの最大の利点は「軽いこと」。
避難時に持ち物がかさばったり、重かったりすると大変ですがタオル手ぬぐいは軽いので、あまり負担増にはなりません。
なので避難グッズの中に、多めにタオル手ぬぐいを入れておくといざというときに便利だと思います。

 

 

タオルは贈り物などでたくさんいただいているご家庭もあると思いますから、こういうところに流用してみてはいかがですか?

 

 

PS タオルや手ぬぐいのご相談は
フリーダイヤル 0120-941-011でお待ちしております。

 

 

 

長続きの秘訣

神野哲郎
オリジナルタオル オリジナル手ぬぐいの神野織物CEO

from 神野哲郎

 

 

少し前の話ですが、三菱自動車が燃費データを不正に改ざんして自動車を販売していたということでマスコミネタとなりました。

 

 

三菱自動車は以前にもリコール隠し問題で、大きな打撃を受け、そこから少しずつ復活をしてきたところだっただけに、「またか」ということで大騒ぎになってました。

 

 

企業の体質・・・と言ってしまえばそれまでなのですが、こうした事件が起こった背景には、確かにずさんな管理をしていたであろう三菱自動車の体質というものもあるでしょうが、その一方でエコカーブームに踊らされた結果、「燃費崇拝主義」みたいになっていたのもあると思います。

 

 

今、自動車業界は燃費競争みたいになっています。
例外のメーカーもありますが、ほとんどのメーカーが揃って低燃費をアピールしています。

 

 

三菱もそうでしたが、軽自動車は実用車ってこともあって特にその傾向が強いようで、リッター30キロ以上という極めてハイレベルでの争いを各社展開しているように思います。

 

 

私は結構な車好きですが、そんな私からみると
「燃費しかアピールするところがないんかいな?」
と思ったりします。

 

 

車ってデザインであったり、走りであったり、あるいはライフスタイルに合わせた使い方であったりと、燃費以外にもアピールするポイントがあると思うんですよね。

 

 

もちろん、三菱だけでなく各メーカー燃費だけでなくその車の特徴を宣伝はしているんだけども、なんとなく燃費のことを言いすぎじゃないかなと思ったりもします。

 

 

実際、カタログデータに載っている車の燃費なんて ええ加減で 実際走ったら違うって事も、車を買う人は良く知っています。

 

 

 

そういえば、ドイツのフォルクスワーゲン社も燃費データの改ざんで大問題になり、業績悪化の原因になりました。
フォルクスワーゲンほどのブランド力があり、車自体にも魅力を感じている人が多いメーカーでも、お客さんを見ないでライバルばかりに目が行ったばっかりにこういった結果につながってしまいます。

 

 

他人事ではありません。

 

 

ネットの中で「手ぬぐい」って検索すると ほんと沢山のメーカーさんや問屋さんが出てきます。その中では、価格の話がとっても多いのです。

 

 

燃費と同じです。

 

 

価格競争ばかりでは、偽装はないにしても 品質が・・・納期が・・・ってことになっても仕方ないのです。

 

 

本染めの手ぬぐいは、昔ながらの製法でつくります。
この風合いの良さを分かって頂けるお客さんにだけ、適正価格で販売されます。
もちろんプリントの手ぬぐいと比べると高くなりますが、納得いただいています。

 

 

神野織物では、この本染めの手ぬぐいの割合が高く、手前味噌ですが結構好評をいただいています。
お客様の声参照≫

 

 

価格や納期だけでない・・燃費だけでない・・・商品を作り お客様に支持いただけるような品質で提供するのがストレスのない長続きの秘訣かなって思います。

 

 

PS 工場→神野織物→お客さん みんな満足できるような品質と価格で提供するのが、一番ですね♪ お客さんから、喜ばれて感謝されます。