オリジナル手ぬぐい制作 神野織物「和」日記

神野織物代表 神野哲郎のオリジナル手ぬぐいについて綴るブログ

お仕事のコツ


神野哲郎
オリジナルタオル オリジナル手ぬぐいの神野織物CEO

from 神野哲郎
吹田1Fの事務所から

 

 

「卓球」というスポーツがあります。
一昔前テレビであるタレントが「暗い」と言ったばかりに「暗いスポーツ」とレッテルを貼られたこともありましたが、かつては「卓球ニッポン」という全盛期や ここ数年は福原愛ちゃんや石川佳純ちゃんの台等、そして今は「みうみまコンビ」の活躍で話題に上ることも多くなってきました。

 

 

元々競技人口も多いスポーツですし、年配の方も出来る生涯スポーツとしても人気ですから盛り上がるに越したことはありません。

 

 

そういえば以前、中学校の卓球部でコーチをしているYさんからこんな話を聞いたことがありました。

 

 

長年コーチをしていると、「10年に一人」という逸材に出会うことがあるそうなのですが、ある年同じ学年に2人そういう子がいたそうです。
部内の実力でナンバー1とナンバー2の子だったそうで、1年生のころから抜きんでいて、県内ですぐに有名になったそうです。

 

 

この2人はプレースタイルも同じだったのですが、
「考え方とかは全然違っていた」とYさんは言っていました。
しかも面白いことに学力もすごい差があって、ナンバー1の子は残念なことに勉強はほとんど出来ない子だったのに対し、ナンバー2の子は学年トップクラスの成績を維持している子だったそうです。

 

 

あるときYさんがこの2人に
「卓球しているときにどんなことを考えているか?」
質問をしてみたんだそうです。
するとそれぞれこういう答えが返ってきました。

 

 

ナンバー2の子は
「相手がこういうサーブを打ってきたらここのコースにこういう球を返して、それをリターンされたら次はこういう風に攻めます」

 

 

まるで詰め将棋のように先手先手をイメージして、自分が優位になるように試合を進めていく考え方をしていたそうです。

 

 

対してナンバー1の子は・・。
「来た球を相手のコートに入れる。それだけ。そうしたら負けない」

 

 

この言葉を聞いてYさんは「私の方が気付かされました」と言っていました。
卓球というスポーツはスピードやスピンが豊富なため、難しいとされているのですが、根本的なルールでいくとナンバー1の子が言ったとおり一回でも多く相手のコートに返せば負けません。

 

 

これって我々の仕事でも同じだと思います。

 

 

一回きりではなく、ず~~っと何度も買って頂くにはどうしたら良いか・・・。
どの会社でもこれが出来れば安泰って思っているでしょうが、実はシンプルで簡単なのです。

 

 

お客様との「信頼関係を結ぶ」だけです。
お客様との関係が友達や親兄弟と同じような関係になれば、このお店で買えば、間違いない!って具合に信用して購入いただけるでしょう。

 

 

極端な話 他社より高くっても買っていただけるようになります。
そんなことしたバレたら折角の信頼関係にヒビが入るので出来てもやってはいけませんが、これくらい強烈なのです。

 

 

ここの所は、卓球のように来た玉を相手のコートに入れるだけッて感じではなく、シッカリとした考えをもって接客しないといけないと思います。

 

 

信頼関係を結ぶ行為・・・これが大事です。

 

 

PS 100%満足いただいています!って言えるようにならないといけませんが エエセン行っていると思います。
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