オリジナル手ぬぐい制作 神野織物「和」日記

神野織物代表 神野哲郎のオリジナル手ぬぐいについて綴るブログ

口コミで良いタオル屋さん 親切な手ぬぐい屋さんだって評判が立つ・・そんな会社にしたいです!


私どもの知らないうちに 購入したお客さんがどこかのサイトで

「神野織物はオリジナルタオルを作るときに相談したけど、とっても分かりやすく説明してくれた」
とか、

「手ぬぐいを初めて作ろうと思ったけど何から聞いたらいいかも解らない中 電話で聞いたら丁寧
に対応してくれた」

なんて 話題になってたら本当に素晴らしいですね~♪

 

でも、うちのお客様の声を見て貰ってもわかりますが、結構お褒めを頂いているのも本当の話です。
ありがたい話です!

 

お客さんの身になって考えてみると、自分に置き換えてみるとわかるのですが
いくらこっちは客だからって解っていても

 

「素人だから馬鹿にされるんじゃないだろうか・・・?」
「凄く高いことを言われるんじゃないだろうか・」

 

って心配な気持ちがいっぱいの中 思い切って電話をするのです。

 

そこで 購入希望のお客さんだと思うと売りたいという思いがでてきて 妙に力が入ったり
突き放すような対応になったりされたら・・・絶対嫌ですよね~
おまけに、思っていた感じと異なるものを勧められたりしたら最悪です。

 

実際、染料プリントタオルを業者にお願いしているのに
染料プリントは高いですし、おまけに環境にやさしくないのでお勧めしません!
って言われたのですが 本当ですか?」
って、お客さんから聞かれたことがあります。

 

物は言いようですね

 

顔料プリントでは、生地にプリントをして乾燥をして完成です。
染料プリントは、プリントをしてからインクを染み込ませて定着する工程を踏み
その後 余分な染料を染工場で洗って乾燥して完成と工程を踏むのは事実です。

 

しかし、風合いは・・・染料プリントの方が優れています。だからコンサートなどの
物販ではこの染料プリントを使うことが多いのです。
この環境にやさしくないというのは、染料では顔料に比べて沢山の工程を踏むので
ダメって言うことなのでしょうか?

 

実は、染料プリントのタオルは 四国の今治の限られた染工場でしか作れないのです。

 

工場はタオル織機を持っているタオル工場と密接な関係があるので、輸入業者が
中国製の生地を持って行って染料プリントをして欲しいって言ってもなかなか出来ません・・・。

 

生地によっては生地を痛めてしますことも有るでしょうし 代わりの生地もない状態では
工場のリスクが大きすぎて出来ないのです。
だから こういう言い方をして断るのかな・・・ってうがった見方をしてしまいました。

 

神野織物では 
「お客さんに対してもとっても近い友達にしゃべるように親切に説明するように」
と伝えています。

 

友だちからの相談だとすると、タオルや手ぬぐいの安い作り方を教えてあげたり 友達の欲しいタオルの製作方法をたくさんある工場から選んであげたり、納期を優先する場合の工場を変更してみたりと色々とアドバイスが出来るようになりますもんね。
染料プリントでお作りしたほうがいい色の場合は、高くなっても染料プリントをお勧めします。
でも、結局はお客さんに決めてもらいますから心配はいりません!

 

これが商売優先となると、適当なことを言って自分の都合のいい工場に振ってみたり、アドバイスではなく売ろう売ろうとした態度になってしまいます。

 

最悪ですね・・・。

 

まぁ 最悪と思わずにやっているところもあると思いますが 神野織物では、ファンになってもらい
二度三度と思い出していただけるようにしたいと思っています。。

 

自分の全く知らない所で良い評判!ってイイですよね~